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プロフィール

arika

Author:arika
妻鹿有利花 (めが ありか)

日々、派遣社員として働いたり、演出家にどなられたり、、レパートリーの稽古したり、オーディションに受かったり、二日酔いになったり、芝居がうまくいったり、ダイエットに失敗したり、動物の森にはまったり、ワークショップに通ったり、フラダンス踊ったり、している女優です。

以前のブログはこちらをクリックして下さい。


そういえば、すっかり忘れてたけど、掲示板もあります。
ぜひ、告知などに使って下さい。
みんなのありか

㈱出海企画
info@izumikikaku.sakura.ne.jp

◆東京ノーヴイ・レパートリーシアター

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冷え取り

最近、冷え取りに夢中です

なんか、ここんとこ、足が火照る。
靴下を履いてるのが嫌なくらい。

こりゃあ、そうとう冷えが進んだに違いない

前に、内臓が冷えてると、体があっためようとして、熱を出すと聞いた事があるのです。

だいたいにおいて、私は、冬足が冷たくて寝れないくらいの冷え性。
今も、遠赤外線のマットに寝てるのです~

冷房とか、不規則な生活とか、食生活の乱れとか、考えれば体によくない事ばっかりだしねえ。

という訳で…

最近冷え取りに夢中。

まずは、生姜入り紅茶。
そして、ネットでみつけた、これ↓

main3.jpg

絹と綿の靴下を交互に履くらしい。
絹は、体の毒素を吸いだしてくれるんだって~。

履き始めて3日。
なんと、基礎体温(毎朝、地道に基礎体温はかってます!)が、上昇

そして、なんと、お風呂に入ったら、足の皮がぼろぼろ~っと、垢みたいにごろごろむけました

恐るべし、絹パワー??

食べるものも、ちょっとずつ気をつけて、秋にむかって冷え改善~。
冷えは万病の元らしいのでね。

もう少し、続けて、また効果を報告しまーす。

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テーマ : いいもの見つけた - ジャンル : 日記

お友達のライブにいってきました。

200807252117000.jpg

下北沢のチベットチベット。

ここは、無農薬やら、地元産やらにこだわったステキお店。

「アコギなやつら」と銘うって三人の出演者が、アコースティックギターの弾き語りをやりました。
200807252218000.jpg


なんか、私が若い頃にいた大人の人達。
あやしい、かっこいい、自由の香りのする大人たち。
そんな人が集まってた。

へ~。
なんて聞いてたら、なんと私と同じ年だったりして…

なんか驚いてしまう。

自分の年齢をどう思ってるんだろう?

最近そういう事がよくある。
大人だなあ、って思ってたらおない年。
もしくは、年下。。

自分を認識できてないんだなあ。。。

自分を客観的に見れなくなってる。
いつまでも、大人になりきれてない自分にぎょっとする。
責任とれよ、いいかげん。


~WHAT A WONDERFUL WORLD~

聞いてたら、ぽろっと泣いてしまった。
この曲は知ってて、もちろんいい曲で。
でも、泣けたのは、日本語で歌われたから。



木々は緑に輝き 赤いバラは美しく
どれも私たちの為に 咲いている

そして ふと思う
この世界はなんて素晴らしいんだろう

紺碧の空と まっ白な雲

光りあふれる日と 聖なる夜
そして ふと思う この世界はなんて素晴らしいんだろう

七色の虹は 美しく輝き
行きかう人々の 顔も輝いている

友だちが手をとり あいあいさつをかわし
「愛してる」と 言っている

赤ん坊が泣いて やがて育っていく
きっと たくさんの事を 学びながら

そして ふと思う
この世界はなんて素晴らしいんだろう

ふと思う
この世界はなんて素晴らしいんだろう


ダメな世の中だって、皆悲観するけど、それでも夜は明けて日は昇る。
そして、また星がでる。
なんてこの世界は素晴らしいんだろう。

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テーマ : 写真日記 - ジャンル : 日記

アントン・チェーホフは、本当にあった事しか書いてないんだそうだ。
メモ魔で、あらゆる事をメモしてあって、その中のエピソードを戯曲にしたらしい。

事実は小説より奇なりというけど…、なので、彼の戯曲は頭で理解しようとしても難しいのだと思う。
人は本当に悲しい時は笑ってしまったり、どう考えてもなんであんな事しちゃったのだろうと思う事がよくあるものだし。

じゃあ、頭じゃなく、なんで芝居をつくるのかというと、自分自身の体験からしかない訳さ。

うちの劇団がなかなか上質な芝居に急速になれない理由もそこにあって、自分自身の体験と戯曲がうまく結びつけれれない、その事に非常に時間がかかるって事なんだよね
一人の何十年かの人生を、ちょっとずつ自分の体験を使ってうめていく作業をしない事には、チェーホフの戯曲は体現できない気がする。
気がするというより、体現できないよねえ…

カモメ

っていうのが、この「かもめ」を観た一番の感想

そもそも、なんでこんな広い小屋で、あのメンバーで「かもめ」をやろうと思ったんだろうか。
もっとエンターテイメント作品だったら見ごたえもあったろうに…
なんか、もったいないやら、あきれるやら、元気がなくなった。
誰の?
あたしの(笑)

それぞれの役者は、皆頑張ってると思う。
竜也もそりゃあ、はりきってたし、頑張ったと思う。
だけど、いかんせん、チェーホフ、かもめ…
そりゃあ、無理だよって言うしかないよなあ

どっかで観た「かもめ」
ああ、こんな風にやるよねって感じ。

訳も、新訳とか聞いてたんで、期待してたが、ほとんど変わってなかったね。

これで、1万円…
どうですか?みなさん。

私は、個人的には鹿賀さんのファンなんだけど(照)、彼の評判がよくなくて悲しい。
だって、鹿賀さんは、鹿賀さんで、けっしてチェーホフ作品をやる役者さんじゃないと思うよ~~
芝居には、向き不向き絶対にあるでしょ。
彼は悪くない、キャスティングマン(レディ?)が悪いと思う。

そういう意味では、竜也氏は、非常にトレープレフをわかってる人なんだけどねえ。
ちょいちょいと面白いとこがあって、そこは笑わせてもらいました。
私が笑うのは、「人間ってそうなんだよなあ」っていう、しょうがなく馬鹿なところで、皆が笑ってる「面白く」演出してある場面ではないかもしれないけど。

(日本語の喜劇という意味は、コメディだと思われてるのかな?
喜劇と笑劇は違うだろ?
あんな演出いらんと思ったが、どうだろうか。)

でも、もっともっと彼の内面を見たかったなあ。
藤原竜也自身のトレープレフが見れたらよかった。
多分本人もそのあたりに消化しきれない思いがあるんじゃなかろうか。
あの人は、力みがない時は、ほんとに透明で美しい。

全体の印象としては、皆が皆(演出家も)戯曲に翻弄されて、もがいてる感じだったなあ。
自分ひとりで頑張ってて、他をみる余裕がない。
もっと他の役者から、お客さんから、舞台から、セットから、宇宙からエネルギーもらったらいいのに~って思いました

そういう意味では、チェーホフだったな。
きっと草葉の陰でチェーホフがメモとってんだろう、次の芝居に使えるように(笑)

終演後、楽屋に行くと、皆がそろってるので、喜んでた
「なんか芝居できそうですね~」って。
身毒丸やるか?

疲れてるのに、「狭いから入れないよ~」なんていいながら皆を楽屋に入れてくれた。
相変わらず、汚いけど(笑)
色々と、芝居の話して、
「大変だろうけど、がんばってね~」って帰ろうとすると
「人事だと思って~(笑)」と言っていたけど、ほんと人事ですから(笑)

こういう舞台は、しんどいな…、ほんとしんどいけど…

役者魂もってる人だからね、頑張ってほしいです

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テーマ : 書いとこ~♪_Ф(・。・ ) - ジャンル : 日記

明日も、お仕事です~~。

なんて書きながら、全然ブログ書く暇がなかったよ

なんか、忙しい毎日を送ってます。
そして、暑いです
夏は好きだけど、湿気がどうもねえ

でも、ようやく梅雨があけたらしいね。

お仕事二日目~。
今日は、昨日のメイクさんと違う人。
同じ顔で同じ役でも、メイクさんによって雰囲気違う。
まあ、今回は、別に監督の指定はないのでね、特に。

photo1.jpg

どうでしょ?
普段と違うか?

いや~、今日もハードなお仕事でした。

集中力、集中力

最後は、意識朦朧としたもんね、さすがに…

これは、来年のドラマのお仕事でございます。
もう来年の話だよ。
すごいねえ

ひや~。
つかれた…

帰りに、マネージャーさんとビールビール

仕事の後のビールはうまいね~

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テーマ : 写真日記 - ジャンル : 日記

あがったり、下がったり、ラジバンダリ…

な一日でした。
今日は。

今さっきまで、テレビでドラマ見てた。
私にしちゃあ、珍しい。
最後まで見ちゃった。

『ホームレス中学生』

途中からだったけど。
泣いちゃった~~~。
面白かったな。

主役の男の子が良かった。
うまいしな
おにーちゃんも、おねーちゃんもよかったな、役がいいのかな?役者がいいのかな?わからんけど。
方言使ってるからいいのかもな。
ネイティブの人が聞いたらどう思うかは別として。

しかし、だからと言って、映画までやっていいとは言ってなーいー
小学校の頃に習わんかった??
人と同じ事ばっかりしてちゃダメですよって。
人と違う事しなきゃ、成功しませんよ~~~って(こりゃ、小学校では言わないか?)

本があって、ドラマがあって、映画があって…
飽きもせず、よくぐるぐるぐるぐる同じもんやるなあ…
不思議

そーいえば、昨日、「ゲド戦記」やってたね、テレビで。
正直、つまんない映画だなあ、あれ。
行間に、気迫というか、意気込みというか、魂というかそんなもんが感じられないっす。
そんな映画は、観たくないです

でもって、タイトルなんですが…

今日、仕事帰りに歩いてたら、土砂降りの雨
「うっちょ~~~ん!!」って思って雨宿りしてたら
警備のおっちゃんが
「傘ないの?」ってビニール傘くれました

うれし~~~~~~
って喜んでさしたら、穴が開いてました。

喜んだり、がっかりしたり、ラジバンダリ

その足で眼科に行ったら、黒目に傷がついていたそうな
「心配だから、また来週来てください」ってイケメンの先生に言われました

びっくりしたり、どっきりしたり、ラジバンダリ

目薬の処方箋を出しときます、って言われたけど紹介してくれた薬局は8時まで。
もう、8時過ぎてるし…
あ、そうそう、近所に夜遅くまであいてる所があるんだった~~~。
と行ってみると、やっぱり開いてて
だけど、「これ、うちにはないなあ。品切れだ!」
って、品切れなんてあるんだ…、調剤薬局。

ラジバンダリな一日。

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老婆心

某、テレビ局のお仕事してきました~。
来年の事なので、詳しい話は書けないんだけど…

相手役は皆、若い娘さんたち

いやあ、皆すごねえ~。
10代の頃、私どうしてたかなあ??
あんなに、ちゃんと「お仕事」できなかったような気がする

学校も行かず、遊びもせず、ひたすら仕事…
えらいねえ。

というか、ちょっと心配になったりもする。
まあ、余計なお世話か。

だけど、皆、本当にお芝居しちゃうんだよなあ。
なかなか本気で、相手に台詞が言えない。

私は、芝居の下手な役者で、どうやったら芝居がうまくなるかそればっかりを考えていた。
売れない役者で、だったらどうやったら売れるのか?
芝居がうまくなりゃあ売れるだろうと思ってた。
で、芝居の勉強を始めて、そしたら、芝居っていうのは、「演技をする」って事じゃないってとこにたどりついた。
今では、「うまくお芝居する」事を恥ずかしいと思うようになった。
本気で、そこに存在する。
それが、今私が思う芝居で演技法だ。

若い娘さん達は、皆、感性が鋭くって、感も良くって、ルックスなんてそりゃ最高で
もったいないなあと素直に思う。
こんなに若いのに、お芝居する癖がついちゃったんだなあ。
でもテレビではいいのかもしれない。
だけど、きっといつか苦しむ日がくるんじゃないかなって心配しちゃう。
まあ、余計な心配か。

今日のお仕事は楽しかった。
でも、ほんと、疲れた~。
明日も一日あるぞ。

おやすみなさい。。

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ここんとこ、かれこれ一ヶ月、毎週ワークショップを受けてました。

この日曜でようやく終了

講師は、映画監督の安達正軌さん。
安達正軌監督の次回作は、 「死にぞこないの青」だそうです。

普段、映画は見てもその映画監督と話をする機会なんてないから、とにかく安達監督の映画をすべて観て、色々話を聞いてました。
観客として観てるのと、つくってる側には、やっぱりギャップがあるんだよね~。
映画監督って、どうやってなるんだろう?なんて素人質問にも、真剣に答えて頂きました(笑)。
あと、映画撮ってない時って、何してるんだろう?とか…
(思うでしょ?)

ちげ~よ!!って言われるかもしれないけど、私は舞台も映像も関係ないと思ってる。
そこに真実があるかどうかしかないので。

画面に「感情は映るか?」って話を前に編集マンの方とする機会があって、その時に言ってたことが印象深かった。
「役者の感情は映らないけど、カメラマンの愛情は映る」って。
ほえ~~って思いました
なんかわかる気がする。

そいでもって、ワークショップ自体は何やってたかというと…
笑と、怒りと、驚きと、後は殺したり殺されたりしてました。
って書くとなんだそりゃ?って感じだなあ(笑)

お芝居の稽古はしてないよ。

脚本があって、ひたすらお芝居の稽古をするワークショップとしないワークショップがあるので、その後者です。
とくに目新しいものはなかったです。
という事は、結局芝居って、やるこたあ1つしかないって事なんだよね。

どれだけ、自分が自由でいられるか。
舞台やカメラの前で、集中してそのフィクションの世界で生活できるかって事だよね。

私がバイブルと思ってる本があるんだけど、その中に
「いや、それほど重要じゃないと思う。(その役にとって)」なんて言い訳する役者がよくいるが、自分の生活を振り返ってみたら、たかが電車に乗り遅れそうになっただけで、どんだけ必死になってるだろうか?って書いてあって、ほんとそうだよなあって思う。

何にもない、つまんない人生…なんて言ってる人の人生だって、他人から見たら波乱万丈な訳で。

そう思えば人生も楽しいよなって、また話がそれたか

殺したり、殺されたり、毎週やっててかなり疲れました。
(二人一組で、相手役を指名して、その人に自分を自分が決めた殺し方で殺してもらうエチュード
私を「殺す人」に指名してくれた人は、皆私に変な人を求めてて「あ、私ってそう見えてますか~~??」とちょっと凹みました(笑)
でも、それをより一層変な人にしてしまってごめんなさい。
かなり楽しかったです

どんな事でも、お芝居してるのって楽しいね。

このワークショップはいずれ安達正軌監督作で、ドキュメント映画になるそうです。
インタビューなんかもあります。
いずれ売れっ子になるかもしれない人たちも映ってるので、そのうち価値がでるかも…(ほんとか?)

とまあ、舞台やってない時でも、なんやかや芝居してる私です。

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ようよう

一時期、大ブームを巻き起こした、「ジンギスカン」

もちろん、うちの近所にもあって(しかも一気に三軒も!そして、二件がつぶれた~)、その中のお気に入りの一軒へ。
できた時から、お気に入りではあったのに、ブーム中なかなか入れない日が多くて、あきらめていた。
昨日、ぶらりとそばを通ったら、ガラガラで。
「もう閉店?」と思ったくらい(笑)

喜んで入って、堪能しました~~、ジンギスカン
うま~~~~~~~!!!!

で、ジンギスカン食べながら、ビール飲みながら色々話して。
私達のほかはお客がいなくて、いつの間にかお店の人と盛り上がり。

話題は、映画「シンドラーのリスト」から始まって、戦争の事、食べ物の事、陪審員制度やら死刑の事やら。
なんでこんなジンギスカン屋で、国の話やらしてんだろっておかしくなった(笑)
普段、日常の事ばっかりで世の中なんて、目を向けてない事の方が多いのに、お酒をちょっと飲むとグローバルな私達。

で、色々話してるうちに、なんと!
お店の店主が私の大学の先輩だった事が判明
学部は違うんだけどね。

でもって、学校の近くにあった、ラーメン屋の話で盛り上がる、盛り上がる

すごいよねえ、たった一言「源平」ってラーメン屋の名前だけで、その頃の自分のもろもろ、恋人の事とか、何者でもなかった自分とか、学食の事とか、色んな記憶がぶわ~~~ってよみがえってきて、そしてそれが自分の心をぶり~~んって開いてくれるのよね

超、盛り上がって、「よし、こっからはお客さんじゃない」と、店主改め先輩がマイボトルを出してくれ、つまみを出してくれ、最後にお茶漬けまで食べさせてくれました。
その茶漬けの絶品さ

そして、話はもちろん芸術、芝居の話へなっていき…
楽譜にしろ、戯曲にしろ、何百年前に書かれたものを、今目の前で体験する事ができる凄さ。
デジタルじゃあ味わえないよねって話になりました。

私がやりたいのは、まさに「源平」って事なんだよね。
ただ、「源平」って言葉を聴いただけで、その瞬間に聞いた人の全感覚が開いちゃう。
色んな考えが舞い降りてくる。
それが舞台の役割だと考えているわけです。
今目の前でやってる事をお客さんが見て、ただ笑うだけでなく、その人の過去や記憶や考えやもろもろ、自分がコントロールできない事に、お客さん自身がつながる。
そんな事が、演劇はできるんじゃないかと思ってるんだが、なかなか言葉では説明が難しいですな。

まあ、そんな事をしゃべっていたのでしたジンギスカン屋で(笑)

面白い出会いがあるものです。
たまには、色んなとこ覗いてみるのもいいね

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巣立ち

近所の居酒屋の入り口の天井付近に、壷らしき飾りがある。

そこに、なぜか毎年つばめが巣をつくる。
わさわさ人が出入りするそこに、なぜわざわざつくるのか?

静かな家を好むんじゃあないのか?

朝の出勤のあわただしい時間、いつも皆がそこを見上げて通り過ぎる。

雛が生れて、それがくちばしを開けてチーチー鳴いていた。
すごいよなあ、命って。
目なんて見えなくて、黄色いくちばししか見えない。
顔全部が口で、口がひたすら餌をねだっている。

それが、いよいよ大きくなり、飛ぶ練習をし始めた。

おお、いよいよですかあ~。
と思ったのが朝。
帰り道に見たら、すっかり誰もいなかった。
巣もなくなって、代わりに、壷の上に、板をのっけて踏み台みたいなものをつくってあった。

次の日、お母さんらしきつばめがいた。
もう一羽、いるような気もしたけど、よく見えない。

そして、今日の朝。
だーれもいなかった。

そして、さっきの帰り道。
一羽が、板の上にいた。
死んでると思う。
多分。

何があったんだろう…

明日も、壷の上を見上げて私は出勤する。
どうぞ、眠っているだけですように…

明日も頑張ろうね。
おやすみなさい

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