はじまりは、飲みの席。
10年近くぶりに会った、
ゆりちゃんとゆりちゃんのオススメのお店「
壱岐」での飲み。
話ははずみ、富士山に行った話などしてた。
ら…
たまたま、そこのお店はスキューバダイビングをやってるお店で、たまたま横ちんがいて…
「一度やってみたかったんだよね~」
「やっちゃう??」
「やっちゃう??」
とスケジュール表を覗いて、あっというまに決めてしまった(笑)
40歳は、ノリだ

一度、軽い講習を受けて、後は、もう海へ行くだけ。
朝、4時半起きで、壱岐に集合。
持っていくものは、水着とタオルとビーサンとおやつ。
体験ダイビングだからね~、あとはレンタル

超天気いい

インストラクター横ちんの車で、大瀬崎に向かいます~。
メンバーは、ゆりちゃん、きくちゃん、めぐみちゃん。
レディース(おばちゃん)軍団にまじって、きくちゃん、黒一点。
イケメンボーイです

途中、インターによって横ちんが蓬まんじゅうを買ったり、蓬まんじゅうを食ったりしながら、ようやく大瀬崎に到着。

すげ~~~~~。
砂浜中、ダイバーだらけ。
こんなにダイバーがいる場所がこの世界にあるとは、想像すらしてませんでした。。
なんか、緊張するんですけど…
さっそく、本日の流れやら、ちょっとした注意をうけたり、書類に名前を書いて、いよいよウエットスーツに着替え。
人生で、ウエットスーツを着ることがあろうとは、想像もしなかったよ。。。
けっこう、きっちきち。。
きついね、あ~、しんど。。。
横ちんの指導のもと、準備体操。
あの…人の邪魔になってますけど、横山インストラクター???
さて、足ひれをつけて、いよいよ海にIN

まずは、水になれるため、シュノーケリングを楽しむ…
はずが

「海怖い~~~」
の私達、もう足がつかないってだけで、恐怖

めっちゃ横ちんにはげまされながら、一人ずつ、がんばってもぐる練習とかやってみるけど、へっぽこすぎる(笑)
「怖い~~」「むり~~」と叫ぶおばちゃんたち。
サーファーきくちゃんだけは、すいすいなので、ほんとすまんね、おばちゃんたちが迷惑かけてって感じに。
しかし、すごい!!
こんな東京から車でちょっとの距離なのに、しかもこんな浅瀬なのに、魚がいっぱいいる~~~。
青い魚もいる~~。
ちょっと感動

水温は、気温よりもあとにあがるそーで、思ったほど水も冷たくないし、気分はなかなかいい。
講習できたのか、できないのか、
「まあ、もういいですよ」と呆れ顔の横ちんに促され、一旦上陸。
「さあ、いよいよもぐりましょうか!!」
ということになり、まずは、キクちゃんから。
私達は、お見送り。
あっという間に、きくちゃんは、すいすいもぐって行きました。
待ってる間は、お菓子を食べながらのんびり、だらり(笑)
きくちゃんが、帰ってきたら、次はゆりちゃん。
ゆりちゃんは、なんと閉所恐怖症

海の中から、ゆりちゃんの
「怖い~~~~~」という声が聞えて、私とめぐみちゃんは、軽いパニック。
キクちゃんが、
「楽しいって!」と励ましてくれるものの…
いや~~~~

ゆりちゃんが、真っ白い顔で帰ってきて、一旦休憩。
お食事~~~。。。

だけど、食欲わかね~~~~。
緊張する~~~~~。
さて、いよいよ、次は私です~~~。

なすがまま、まな板の上の鯉状態の私。
機材、おも

よろよろ、そろそろと海に入る私(笑)

レギュレーターを咥えてみるも、息ができない…。
苦しい…
「息ができないんですけど…」と横ちんに訴えるも、「慣れないと仕方ないので…」といなされる。
「まあ、ちょっと行ってみましょう」
「いきなりですか!?」
「はい」
と…
もうねえ、なんだあの恐怖は、今思い出しても怖い(笑)

あ、もぐった(笑)
本日は、体験タイビングなので、横ちんが全部やってくれる。
すべてをお任せすればいいだけ。。。
「ゴーグルが曇った時の対処をやってみましょう」
と、水の中でレッスンするという。
海の中に膝をつけというのだけど…
それが、できないんです~~~~~。
浮く!!
なんとか、調節してもらって、何度もチャレンジ。
ようやく、沈むけど、横ちんが、「見てて下さい」というんだけど、もう自分の事しか考えられないよ、見てらんない

もう、いいですって事になって、じゃあいよいよ…
横ちんが、スーツのエアーを抜いていく、じょじょに沈む体。
怖い~~~~~~~~。
「耳抜きが!!耳抜きが!!出来ないんですけど!!!!」
とあせる私に、
「いや、まだ1メートルくらいしかもぐってないから。
痛くないでしょ??」
と横ちん。
あせりすぎだっちゅーの。。。。
何度も、トライするけど、そのたび恐怖で浮上。。。
心配そうに、見てるゆりちゃん、めぐみちゃん、きくちゃん。。
私、無理かも。
怖いんだよ、怖いんだよ、怖いんだよ~~。
「顔真っ青だな~」「硬いな~」と横ちん。
心臓ばくばく。。。
無理だ。。。。。
初リタイアかも

なんで、ダイビングやるなんて、言っちゃったのかしら。。
インストラクターらしからぬ、インストラクターの横ちん。
「あせらなくていいですよ~。」
「ダメだったら、浅いとこでやればいいし。」
「大丈夫だったら言って下さいね~」
と、のんびり、水にぷか~~って浮いて、空を眺め始めた。
私も、空見て、ぷか~んと浮いてみたら。。。
なんか、気持ちいいな~ってスーッと緊張がとけた。
「頑張ってみる!」と横ちんに宣言。
「じゃあ行きましょう」
と、エアーを抜いて、徐々に徐々に海の中へ~。
ぶくぶくぶく。。
レギュレーターから、空気が盛大に出ていくのが気持ちよくて、思いっきり息ができる。
思ったより苦しくない。。
てか、まったく苦しくない。
ぶくぶくぶく。。
背中を横ちんにつかまれて、海の中をゆっくり進んで行く。
魚がいっぱいいる~~

ダイバーもいっぱい潜ってる。
他のダイバーから見ると、どう見えてんだろう、背中つかまれて、あっちへこっちへ動かされてるだけの私って(笑)
耳がキーンとしてきたけど、耳抜き成功。
横ちんがたまに、私の目の前にぬっと出てきて、大丈夫??と聞いてくれる。
「OK」とサインすると、またちょっと進めてくれる。
ゆっくりゆっくり、海の中の散歩が始まった。
海の中に木が沈んでる。
その枝の中に魚がいっぱい集まって泳いでいる。
魚達は、私の事なんか見向きもしないで、自分達の生活を続けてる。
横ちんが、あっちこっちと指さして教えてくれる。
見た事のない魚がいっぱいいる。
声に出さないけど、心でずーっと「輪~~~~~!!!わ~~~~~!!!」と叫んでた。
すごいすごい、すごい

テレビで見た世界だ。
だけど、本当に今、ここで私が見てるんだ~~~~~。
横ちんが、一生懸命見せようと、すごく近くに寄らせてくれるけど、ちょっと魚怖いんだけど…
「まだ大丈夫?」
「大丈夫」
次は、岩の上にいっぱいいるウニ。
とげに触ると毒があるってさっき言ったのに、近くないかい?横ちん??
光ってるよ、キレイだなあ。
魚も、みんなきれいだなあ。
楽しくて、楽しくて、どれだけでも潜っていたかった。
「有利花さん、有利花さん」とよばれて…
「もう足つきますよ(笑)」と言われるまで、そんな浅瀬に帰って来てたと気付かなかった。
沖に向かってるのか、帰ってきてるのかさえ気付きませんでした(笑)
「どうでした?」
と聞かれて、
「楽しかった~~

」
と答えたら、横ちんにどつかれた(笑)
だって、あの恐怖ったらね、ほんと言葉であらわせない怖さだったんだよ。
自分でも説明できない。
命の恐怖なのかな?
人類は本当に海から来たんだろうか。
あんな緊張と恐怖、今までに体験した事ないよ

だけど、その恐怖を乗り越えたら…
素晴らしい世界だった。
これは、はまると思ったよ。
絶対、あの世界へまた行きたいと思う。
その後、めぐみちゃんも無事トライでき、全員、夢のような体験をする事ができました~~。

でもね、あれで10メーターなんだって。
10メーターであれだけのものが見れるんだったら、もっと潜れたらどんなものが見れるんだろう。

ああ、本当に楽しかった!!
横ちんのお蔭だよ。
あそこで、焦らせられたり、怒られてたら、絶対できなかったと思う。
本当に、いい体験をしました。
ありがとう!!
そして、バディーの皆、本当にありがとう。
あんな格好悪い姿を見せられたのも、この面子だったから。
びびったお互いの姿は一生忘れないね(笑)
今年はもう無理かもしれないけど、絶対、また来年一緒に潜りましょう

ダイビング、ほんとすごいよって皆におすすめしたいわ~~~。
そして、何より!
富士山ではまーったく落ちなかった体重が、ダイビングの翌日2キロ落ちてました(笑)

こんなに食べたのにね~。
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テーマ : 写真日記 - ジャンル : 日記