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arika

Author:arika
妻鹿有利花 (めが ありか)

日々、派遣社員として働いたり、演出家にどなられたり、、レパートリーの稽古したり、オーディションに受かったり、二日酔いになったり、芝居がうまくいったり、ダイエットに失敗したり、動物の森にはまったり、ワークショップに通ったり、フラダンス踊ったり、している女優です。

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そういえば、すっかり忘れてたけど、掲示板もあります。
ぜひ、告知などに使って下さい。
みんなのありか

㈱出海企画
info@izumikikaku.sakura.ne.jp

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多分、私が観たのは、旗揚げ作品だったのだと思う。
あれから、何年??
あれよ、あれよと、有名になりましたね、宅間氏。

東京セレソンデラックス「くちづけ」

まーったく期待してなかったのに(失礼。。)次の日、知り合いに「何があったのかと思った!!」と驚かれるくらい、目がぼっこり腫れました。
泣いて、泣いて、泣きまくったから
私は、一人で行ったんだけど、隣の娘さんも一人で来てて、派手な今時の子だったけど、彼女も途中からこっちがひくくらい泣いて、劇場の明かりがついても席を立てないくらいでした。

そんなお話。

私のうちの近くには、知的障害者の方々が働く施設があって、毎朝そこへ通う人達とすれ違う。
皆、リュックをしょって、電車に乗って、毎日毎日元気に通ってくる。
たまに、ゴミの収集車がいたりすると、そこに夢中になってじーっと佇んでるから遅刻しないのかなとはらはらする。
皆、本当に楽しそうに、頑張って毎日通ってくる。

私が中学生の頃、毎年、私設に訪問に行っていた。
私よりも体のおっきな子が、子供みたいに喜んで、抱きついて離れなかった。
楽しくてたまらなかった。

そんな私の中の記憶。

私は、普段ロシアのお芝居をやってる。
チェーホフを観て、ロシア人は、何でもないところで馬鹿みたいに笑う。
ふーん、よくわからないけど。。と思ってた。

多分、この作品を観て、ロシア人は、いやアメリカ人も、フランス人も、ふーん、よくわからないやって言うんだろうと思う。

日本人の他人を慮る気持ちというのか、相手を一番といたわる気持ちというのか、細やかな本当に繊細な気持ち。
そんなものがいっぱいちりばめられていた作品だったと思う。

お父さんが、編集の人に電話をするシーン。
喜ぶ彼に、自分の事を話せなくて腕で口を押さえて泣くシーン。
これが、日本人だよなって思った。
今、思い出すだけでも涙が出てくる。

誰も、悪い人はいなくて(まあ、最初にマコちゃんを傷つけた人は悪い人ですが)、誰が相手の事を思ってたのになんでこんな事になってしまうんだろう。
胸が痛くて、痛くてたまらなかった。

まあね、冷静によくみたら、戯曲の穴はいっぱいあるし、つじつまの合わないことも目立つけど、でもそんな事なーんにも関係なくなるくらい、良かった。

人はどこまでも優しくなれるし、どこまでも思いやることができるんだな。
なかなかすてたもんじゃないぞと思いました。

まあ、ファンタジーなんですけど。。。

でもね、魂を救うこんな芝居があってもいいじゃないですが、こんな世の中なんだから。。。

たくさんの人がこの芝居を観ることができますように。
この芝居に出会えたことを感謝します。
ありがとう。

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そーいえば、書いてなかったので、映画「告白」について。

かなり私のまわりで評判の良かった、「告白」

「映画の日に行ったらいいよ!」の助言もあったけど(笑)

ようやく観に行ったよ「告白」

中島哲也 監督の作品「下妻物語」が好きだったので、観たいとは思っていたのですよ。
そーいえば、嶽本野ばらってどうなったのかな?
逮捕されたよね??

のっけから、中島哲也監督の力技。
もってくね~~~~って感じで、PVを見てるようかのようでした。
牛乳の(笑)
牛乳飲みたくなったもん、かっこよくって

うまいよなあと思わずうなってしまう。
生徒の一人一人の描き方とか、わかりやすいし、へ~~なんて思ってみてました。

なんだけどね。。。

途中から。

「つまんね~~~~~~~~~~~~~~~~~っっ!!」
と頭の中で叫んでるわけですよ。。

なんでだ??

面白かったよ~~と言っていた人々の顔が頭に浮かぶ。
おや?私だけがつまらないのか?
私だけがわからないのか?
どーしよ~。勧めてくれた人になんていうか??

なーんて、どうでもいいことしか考えられない(笑)

唯一、ウェルテルが出てきた時だけは、「お!かわいい~~」と心がときめきました

原作を読んだ時も、なんでこれがこんなに絶賛されてるんだ?
と不思議に思ったのですが。。。

どうやら私にとって、この話はつくりもの、それも表面だけのものにしか感じられないみたいです。
途中で、松さんががーっと泣き崩れて地面に手をつくけど、むくっと何事もなかったように起き上がるシーンがあったけど、そこだけは唯一信じられたシーンでした。
きっと監督にそんな記憶があるんでしょう。

そーいえば、「嫌われ松子の一生 」を観たときも思ったんだった。
なんか、心にがつんとこないなあって。
もっともっと心が動かされるものが観たいのにな。
でも、きっとこんな風にどっかつくりものめいた作品じゃないと今の人には受け入れがたいのかもしれません。

血がいっぱいでてくるけど、子供が子供を殺すけど、それはぜーんぶ作り事で、残酷~とか皆言ってるけど、全然自分にとってのリアルでない。
ゲームと一緒。
スイッチ切ったらおしまい。
こんな映画を撮ってはいけないと思います。
こんな作品をこんな大勢の人が観るのが、そして面白いとか言ってるのが怖い。
人間の感情を、こんな風に扱っていいものではないと思う。
この作品を評価することを断固として反対するよ、私は。
ぺらっぺら。
真実は、どこにあるの??
お金の為につくったとしか、頭で考えてかっこよく撮ったとしか思えません、残念ながら。。

人間はねえ、もっともっとねえ。。
そんな風に襟首つかんで、説得したいけど、そんなのは昨今はやらないのかもしれませんね。

作品をつくる以上、倫理観を失ってはいけないと思う。
魂を殺す作品も、育てる作品もあるのだから。

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テーマ : つぶやき - ジャンル : 日記

蜷川幸雄演出:『ファウストの悲劇』

ようやく観てきました~~
9,500円と言う高額チケットにビビッて観ないでもいっか~と思っていたのですが、『ガラスの仮面』の稽古場に言ったら、皆が観た方がいいよ~というものですから。。。

いやあ、結論から言うと、行ってよかった!!
観てよかった!!

ネットの評判は賛否両論と聞いてたので、あまり期待していなかったんだけど(失礼。。)

のっけからの勝村氏のがんばりぶりに胸がキュントなってしまいました。
絶対に手を抜かない。
芝居に対する愛というのか、真剣さに痛いくらい感動した。
彼の全力芝居が私はいつも歯痒くて、彼と喧嘩したこともあったけど(何様だ私は。。)、いやあ今回の彼は本当にかっこよかった。
楽屋で「かっこよかった!」と言ったら、ぎょっとした顔してたけど(笑)
私からそんな事言われるとは、思わなかったのでしょうか。。。

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悪魔だの天使だのがわんさか出てきて、そりゃあもう豪華絢爛。
舞台の後ろは、遊郭風のセットでそれがずーっと裏としてしか見えないところとか、奈落の下まで見せるとことか、もうこれでもかこれでもかというお金のかけ方に、9,500円のチケット代でも元とれないでしょ~と納得しました。

1幕はただただ、もう
「お金をかけた馬鹿騒ぎ」

それが、楽しくて、楽しくて。

シルクド・ソレイユ好きの私のめっちゃど真ん中のつぼでした。

セットやら明かりやら音楽やらがすごいと、芝居になった瞬間にがくっとくる事も多い蜷川さんの芝居ですが、今回の舞台は役者も皆達者な人ばかりで、見ごたえ充分。
勝村氏は本当によかった。
彼のお得意の、役と素顔の使い分けがとても今回きいてて、この舞台を観た人誰もが彼を好きになるだろうなと思った。
鷹さんや大門さんもいい配役ぶりで、日本とか現代とかとこの作品をうまーくつなげていたと思う。
マメさんもめっちゃかわいくて、客席の笑いを独り占めしてました。

身毒丸仲間のカイも、(いつもカイが出てくるとドキドキしちゃうんだけど)良かった!!
ただ、女子バレー好きだった私にとって、大林さんはスターなのでこんな風な姿見たくなかった。。とちょっとショック。
ヘレナをやってくれてたらよかった。。
(ヘレナ、めっちゃきれいだった~~~~~~
まあ、蜷川さんにとっての本当の美は、女性にはないのかもしれませんが(笑)

ただ一つ思い出したのは、残念ながら私は萬斎さんの芝居が実は好きでない。
彼が台詞を言うと、頭がぼーっとして意味が入ってこないのだ。
でも、彼の動きは実に美しかった~~。
そして、きっと彼の演技はとても安定しているのだろうと思う。

ただ2幕の最後は、やはりもっともっと苦悩して欲しかったなと。。
観客にも涙を流させて欲しいと思いました。
萬斎さん個人の思いをもっと味わいたかった。

ファウストとメフィストフェレスの関係性も、蜷川さんの意図はわかるんだけど、いまひとつうまく機能していなかった。
多分、勝村くんのあのこざっぱりとした性格のせいだと思うけど(笑)
萬斎さんが色っぽいだけに残念。

私の席は、とても素晴らしいところで、役者はバリバリそばを通るし、長塚さんに絡まれるしと美味しさ満載だったのだけど、その効果もかなりあったと思う。
ん~って気持ちが離れると、また舞台にがっと集中させられて、気抜けね~みたいな(笑)
なので、私はこの芝居とてもとても面白かったけど、もっと後ろの席で、客観的に観たら感想はもっと違ったと思う。

しかし、ファウストってかなりわかりずらい作品だと思っていたので、とてもわかりやすくて、単純なお話に仕上げた蜷川さんの手腕天晴れでした。

人間が、魂を売ってまで手に入れたいものなんて、本当にくだらないものなんだな。。。
というか、人間の欲望って所詮そんなたわいのないものなんだなと。
だったら何を大事にして生きればいいかわかるでしょと。

だから、悲劇であればあるほど喜劇なんだなと。

ファウストは蜷川さんなんだなと思った。
そして、最後に出てくる老人は、蜷川さんの良心なんだろうな。

がはがは笑って、久々に心から
「めっちゃ面白かった~~」といえる芝居だったけど、今色々と思い返すと、深いテーマだなと思います。

いやあ、おなかいっぱい。

ご馳走様でした。

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休みの日は、早起きできる

めっさ早起きして、billsに朝ごはんたべに行ってきました~~。

並ぶとか、なかなか入れないとか聞いてたけど、ちょうど良い時間だったのかすんなり座ることができました。
それも、テラス席のばっちり海の前。
陽射しが強すぎて暑いかな??と思ってたけど、風があって気持ちいい~~。

ここはもちろんパンケーキか??
と思ったけど、30分ほど焼きあがりに時間がかかるっつーことで、まずはオーガニックスクランブルエッグをオーダー。

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う、う、うめ~~~~~
私が今まで食べてたのは、何卵??

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じゃ~~~ん。
リコッタパンケーキ 。
チーズのしょっぱさとシロップの甘さが絶妙でいくらでもいけそうで、怖い。。

しっかし、オレンジジュース、グラスの半分以下の量ってどうよ??
飲みかけですか??
ごくごく飲みたいのに~~~~~。

さて、食べたあとは、海で遊ぶぞ~~~。

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ゆまるさん、めっちゃ走り回ってました(笑)
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よそんちの子と相撲??

雨の後だったので、波が高いのと、砂浜に恐ろしげなものがいっぱい流れ着いてたのがちょっと。。
しかし、ぞんぶんにはしゃいで、日焼けしました。

ゆまるさん、その後、我が家にきて麻布くんと対面。

CIMG2468.jpg

最初は、気付いてなかったゆまるさんだったけど、麻布に気付いてからはガン見。
麻布も警戒しながらもガン見。
お互いにばりばり意識しあってました。
種族を超えたラブだったりして

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テーマ : 写真日記 - ジャンル : 日記

東京都写真美術館というところへ初めて行った。

「ハーツ・アンド・マインズ」 /「ウィンタ-・ソルジャー」の2本の映画を観たくて。
一人で見るのは、なんだか勇気がいったので、誰かを誘いたかったけど、誰を誘ったらいいものか悩むところだったので、誰も誘わず。
日曜の、超いい天気の中、午前中から出かけてみた。
日が落ちてからこのての映画を観ると、気分が落ち込みそうだったので

有隣堂書店で、チケットが1,200円で買えるというので前売りチケットを買ってみた。
二本立てかと思っていたら、1本が1200円だというので、とりあえず、一枚買う。

想像したよりずーっときれいでりっぱなホールで、客席もふかふか。
エアコンもキンキンにきいていてこんなところで、こんな映画を観てもいいもんかなと思う。
あまりにもお大臣な環境じゃない??
日曜の昼間なのに、客席はほぼうまっていた。
こんな(といっては失礼?)な映画なのに。。。
皆、何を求めて来てるのだろうか。。。

最初に「ハーツ・アンド・マインズ」を観終わった。

そのまま窓口で、もう一枚チケットを買う。

続けて「ウィンタ-・ソルジャー」を観た。

「ウィンタ-・ソルジャー」の間、ずーっと前に座っている外人(西洋人、人種は不明)のカップルがキスをしていちゃいちゃしてた。
なんだかなあと思いながら、眺めていた。

私は、いったい何を求めてこの映画を観にきたんだったかなと思った。

「ウィンタ-・ソルジャー」の中で、「残酷な話をしてるだけじゃないか!」と憤る黒人が出てくるのだが、確かに…と思った。
「話をする事で(あなたの思いが)伝わると思いますか」と質問されて
「あなたに言われるまで気付きませんでした!私は、体験者なので、伝わると思っていました。」
と答えた元兵士がいたけど、そうだよな、わかる!と思った。

この映画が公開された当時は、衝撃的だったし、影響もあったのかもしれないけど、今の私には
「結局何も変わってないじゃないか。。」
とただただ虚しくなった。

この映画を観て、何を感じたかったのだろう。。

こんな衝撃的な事があった。。。。
とベトナム戦争の悲劇を見せられたけど。。。

私の中で、この映画は強いイメージを持たなかった。

それよりも、ずっと前に読んだ山で遭難した人の話(何でもない道で、雨にうたれるうちに弱ってしまって、ビバークするも真夜中「おかーちゃん!」って叫んで死んだおばちゃんの話し)の方がいまだに心に突き刺さっている。
本当に、人間ってすぐに死ぬんだ。
何でもないことで、死んでしまうんだ。

私にとって、あのベトナム戦争の映画は、何だったんだろう。
他の人は、あの映画を観ることによって今、何を得たんだろう。

映画の中身をすでに忘れかけていることが、ちょっと怖い。

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芝居終わったらね~。
暇になったらね~。

なんて、色々な誘いをかわし続けていた、この半年あまり。

下北沢チェーホフ祭が終わり、ようやくちょっと時間ができました。

今までのびのびにしてた事が目白押し。
私的には、ぼっけ~~~~~~~~~~とのんびりしたいと思ってたんだけど、そうもいかない感じ??
溜め込んだことを片付けねば。

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超忙しい中に、梅酒をつけてみた。
何を思ったのか。。(笑)

梅を一個一個あらって、天日干しして、爪楊枝でへたをとった。

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じゃじゃ~~~~ん。

まるで、小学校に入学した息子の晴れ姿のような嬉しさ
息子いないけど(笑)

あっちこっちから写真とりまくり。
色んな場所にもっていって写真とりまくり。

P1010741.jpg

すてき~~~~~。
これで、三ヵ月後が楽しみだわ~~~。

って思ってたら。。。。

うちの梅酒は、部屋の一番いいところに飾ってあります
暗いところに保管。。というのが定説のようだけど、梅酒の蔵元(そんな言葉ある?)の方に聞くと、別に明るさは関係ないんだって。
外の気温と同じように上昇するところがいいらしい。
なので、部屋の中にディスプレイして、眺めて楽しんでもいいそうだ

という訳で、毎日めでてたんだけど。。。

毎日、優しくゆすって全体をまぜた方がいいって事で、ゆすってたんだけど。。

酔っ払って帰ってきて、調子にのってゆすってたら、落っことした~~~~~~~~
ギャ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!

あわてて、拾い上げたけど、あけてはいけないはずの蓋から、なんとも美味しい香の液体がもれてる~~~。
だいぶんこぼれちゃったよ。。
ぐわ~~~~~~~~~、もったいね~~~~~~~~~~~。

しかも、拭いても拭いてもベタベタする。。。

がびょ~~~~ん、あんなに忙しい中に、頑張って仕込んだのに。

注意一秒、酔っ払いには気をつけろ!!

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