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プロフィール

arika

Author:arika
妻鹿有利花 (めが ありか)

日々、派遣社員として働いたり、演出家にどなられたり、、レパートリーの稽古したり、オーディションに受かったり、二日酔いになったり、芝居がうまくいったり、ダイエットに失敗したり、動物の森にはまったり、ワークショップに通ったり、フラダンス踊ったり、している女優です。

以前のブログはこちらをクリックして下さい。


そういえば、すっかり忘れてたけど、掲示板もあります。
ぜひ、告知などに使って下さい。
みんなのありか

㈱出海企画
info@izumikikaku.sakura.ne.jp

◆東京ノーヴイ・レパートリーシアター

東京ノーヴイ・レパートリーシアター


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最初の頃こそ、「なんじゃこりゃ」「なんか変わるのかいね?」と思っていたフェルデンクライスですが…

いやあ、本当に面白いですね。。。

前回、終わった瞬間から手が超ながくなったような感じがして、なおかつ体重がぐーっと前の方にきてる。

脳内イメージは、こんな↓

homo.jpg



いや、あくまでも私の脳内イメージなんで、実際にはこんな風にはなってないんですよ。
でも、体の感覚がこんな感じ。。。

なんで、めちゃめちゃ歩きやすい!
どこまでも歩けそう。
ひざのバネがきいてて、体重がちゃんと両足に分散してのってる感じ。

ひょえ~~~~って感じでした。

三日くらいはその感覚があったのですが、なくなった…と話してたら、
「けしてなくなったわけではない。
今までの体の動きと、新しく学習した動きが統合されて、なじんだだけ」
(言い方は違ったと思いますが…)
だそーです。

ほえ~~~~。

自分で意識しないうちに変わっていく。
それがフェルデンクライス。

頑張れば結果が出るのは普通の事で、頑張らなくても結果がでるのがフェルデンクライス。
いや、結果と言う概念は違うんだった。。

とにかくね、脳の中の今までの常識や価値観がきりきりきりっと書き換えられるのです。

すげーなー。

だから、私はフェルデンクライシスとよんでるんですけどね(笑)

今日は、お友達を一人連れていってみました。
どう?
って聞いてみたかったけど、自分の一回目を思い出すと「なにがなにやら」だろうと思ったのであえて質問はしませんでしたが…。
彼は、頭の良い人なので、きっとこの面白さに気付いただろうな…と思います。
そして、彼のあのロボット的な動き(笑)が、改善されたらいいなあと。
あ、改善っていう言い方もちょっと違うんですかね?
どうですかね?

今日の私の感想は…

ぐわーんと下あごがしゃくれた!!
そんな脳内イメージ。

私は、もともと反対交互という下の歯がちょっと出ていた子供で、前歯を差し歯にした事によって歯並びをなおしたんだけど、なんかめっちゃ今、しゃくれてる。
いや、これが本来の姿か。。
フェルデンが私を本来の姿にもどそうとしてる?
いや~~~!!!
お金かけて直したのに~~~~!!!!

なんて事を一瞬で考えていました(笑)

終わって、その話をしたら、一緒に受講してた他の女子二人も同じ事を言っていた!!
なんか、頬骨ががーんとあがって、口の中にぽっかりと空洞ができた感じ。

もちろん、理論的に説明はできるそうだけど、それはしないってところがフェルデンクライスだそーです。

不思議だね、今日は、腕をのばしたり足をあげたりしてただけなのに。。
肩がかるくなるのかな?なんて想像してたんだけど、全然違うところにアプローチされた。

帰り道、今度は腰のジョイントがめちゃめちゃスムーズになってる事に気付いた。
上半身と下半身が、くるくる180度自在に回る!(っていう脳内イメージ)

いやあ、面白いね!

しかし、一番度肝を抜かれたのは、なんと先生になるのに(資格をとるのに)4年かかるそうです。
4年だって~~~~!!!
ぎょえ~~~~。
深い!フェルデンクライス。

レッスンの間は、目を閉じてインストラクターの指示にしたがって身体を動かすんだけど、基本的に人を見ない。
自分の頭が理解して、理解したようにやる。
ので…
「見てて、こいつ馬鹿じゃん~!だから右だっつってんのに!」
って思うことないの?って先生に聞いてみた。
「そう思わない訓練を受けてる」
そーです!
ジャッジしない訓練をするから、「あ、違うな」とか「間違った!」とか思わないんだって。
すごいよね。

「本当に皆違うんで。双子でも同じ(動きの人)はいない」
そーで、すごい先生は100人ぐらいまでは全員の微妙な動きも見れるんだって。

奥が深いね、フェルデンクライス!

そして、思うんだけどね、
このレッスンの後って、なんか優しい気持ちになるんだよね~~~~。
不思議。

ほけ~~って力が抜けて、良い気持ちになって、話もはずんで、終電に乗り遅れた…
それもフェルデン効果なんですかね。。

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東京ノーヴイ・レパートリーシアターは今までのスタイルから、また一段上を目指している最中。

そのためには、声の問題をクリアーしなければいけないという試練がある。

おおげさな叫ぶような芝居の逆をいくという意味では、小さい声でもやっていけてたのだけど、今度やる「白痴」はとてもじゃないけど今までのスタイルじゃあ成立しない。
もっともっと、アニシモフいうところのグロテスク(日本語のグロテスクとは意味が違うそうだ)な演技を極めるには、肉体改造も辞さない覚悟で臨まなければいけないぞ!ということで、いやまあ、色々なことをやっている最中である。

その中の一環で(?)

永井一郎さんにお越し頂いて、講義をして頂いた。

永井さんには、「曾根崎心中」のナレーションもやって頂いている。
あのナレーションを聞くだけで、涙が出るもんなあ。。。

永井さんといえば、サザエさんである。

永井さんは、「サザエさんを」「サザエ」と略しておっしゃる。
そーすると、あのアニメの中の波平さんの「サザエ~~」とサザエさんを呼んでる声になる。
その度にドキドキする(笑)

御年80歳とは思えない、元気の良いかっこよい人である。

笑いの絶えない講義であった。

永井さんがおっしゃっていたことは、ひたすら「人間を創れ」
俳優の仕事は「人間をつくること」とおっしゃっていた。

俳優の仕事は、ぽんと台本を渡され、そこから2、3時間で一作品作るそうだ。
まったく訳のわからないまま、ひたすら自分を追い込んで追い込んで、考えて考えて、ぽんと声が出る。
とにかく考えて考えて考えろと。。

永井さんの台本は、真っ黒に書き込みがしてあるそうだ。
ひたすら勉強をするとおっしゃっていた。
知識がないとイメージは膨らまない。
知識のないイメージは妄想だ。
役者は、自分のイメージの中でしかものを創れない。

私は、もっともっと勉強をしなければいけないのだ。

80歳まで現役で仕事をしてる人の努力とすごみを目の当たりにさせて頂いた。

「自分の作品を聞いて、死にたくなる事ような思いをする事はないのですか?」と聞いてみた。
「そりゃああるよ」

でも、負けた試合を考えてたら次の試合でも負ける。
だから、流すようになってきたと。
永井さんは、自分のやった作品すべてを録画して聞くそうだ。
だから時間がないと。

永井さんのカバンは、びっくりするくらい重いらしい。
すべて勉強できるようにもち歩いているのだそーだ。

ガンダムのナレーションをやった時の話が印象的だった。
台本をもらったけど、誰もまだこれから先どんな話になるのかわからない。
だから、どうやったらいいのかまーったく想像がつかなかった。
どうしていいか、どういう声なのか、全然決まらない。。。

さあ、はじめます…と言われた瞬間…
小さな地球が見えた。
その時、自分が5メーターくらいの大男に感じた。
そしたら、「人間ってくだらないなあ、馬鹿だなあ…」と思った。
宇宙からの、神からの視点。
それで声を出したらあの声が出たそうだ。
(ちょっと言い方は違ったけど)

ああ、それが考えなんだなと思った。
永井さんは、緊張の中の弛緩とおっしゃった。

すげえなあと思った。。。

ガンダム、聞いて下さい。

ひたすらすげー話をいっぱいしてくださって、その後は皆で飲んだ。
永井さんは、芋焼酎を召し上がる。

ちょっと酔って関西弁になった永井さんは、まさに「うる星やつら」の錯乱坊だった(笑)
絵の方が先なんだろうに、なんだか錯乱坊に顔がそっくりで思わずにやりとしちゃった。

錯乱坊じーさんには負けてられないのだ!!
本気だせ私!
頑張ろうぜ~~~~~!!!!!!

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Mega Arika
まだ全部は公表できないけど…

とりあえず、今のところ控えてる舞台が3本あるのだ

それぞれ、進行状況は違うけど、ぜんぶ私にとって重要な舞台。

今までの色々な積み重ねの集大成でもあり、今後の活動への第一歩でもある。

ふわ~~~~~

考えるとちょっと怖くなるのだけれど…

でも、今はまだとても楽しい幸せな時です。

これから稽古が始まって、つらいつらい苦しい時があるのだけどそれもまた今は楽しみ。

何の為に、芝居をやってるのか…
それが最近わかってきたので(やっとかよ!?)、そこに向かって前進しようと思います。

来年はね、映画もあるみたいだし、ほんとなんか楽しみだよね。

この夏は、本棚に並んでる源氏物語とベルサイユのばらとムーミンとブッダを全部再読したい。

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近頃の麻布

最近の麻布は、めっきり大きくなりました。

ここんとこ、いっきに成長した感じ。
とにかくよく食べる。

私の顔をみると、す~~~~っと泳いで来て、ばちゃばちゃエサをねだる。

あんなに食べなくて心配した子がねえ…(しみじみ)

そして、ひたすら寝てる。

P1020580.jpg

あいかわらず、変な寝方。
足をあげてる(笑)


P1020584.jpg

死んでるのかと思ってあせった。

P1020581.jpg

これ、前からみたとこ(笑)

全然起きない。

まぐろや、鶏肉が好物だからあげるんだけど、まずはびびる。
なんでよ。。
びびると、手をしまってくるくる回る。
ガメラってこれをヒントにしたんだろうなあ。

そして、落ち着くと、手からちゃんと食べる。

前は、ちょっと大きい固まりだと喉につっかえてたけど、今はかなり大きい固まりでも平気。
ぐびぐび丸呑み。
大丈夫か??

そろそろ、もうひと回り大きい水槽(衣装ケースだけれども)にしないといけないと思ってるんだけど、水をかえるのが大変になるからなあ…とちょっと躊躇してます

最近、また脱皮してるんだけど…
甲羅の色が、白っぽくなってきた。
ちょっと心配。。。。

ネットで検索してみたら、日光不足が考えられるそうだけど、毎日ひなたぼっこしてるしなあ。

P1020553.jpg

目もきれいだし、元気は元気。

もしかしたら、甲羅も脱皮かな???

大きくなるのは嬉しいけど、かわいさがなくなってきた気がしてちょっと寂しい母心。

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下北沢をぶらぶら歩いてたら…

しいたけの木を売っていました。

800円。

高い????

徳島から売りに来てるというので、思わず買ってみた。

P1020524.jpg

この発泡スチロールをくっつけてある穴から出てくるそうです。

まずは、水に一晩つける。
ぷかぷか浮くから重石をして。

なかなかできないらしいよ~~。
と聞いたので、疑心暗鬼で(笑)

おや?
ちょっとなんか出てきた!!

P1020526.jpg

日陰がよいとのことなので、窓際から部屋の奥へ移動。
しいたけが出てきたところからは、ポロリと発泡スチロールが取れる。

P1020528.jpg

おお、だいぶ成長。

出てくるところと、出てこないとこがあるね。

P1020529.jpg

ちょっとしいたけっぽくなってきたかな。

ひたすら霧吹きで水をあげる。
乾燥するとダメらしい。。

P1020531.jpg

すごい!!
しいたけじゃん!!

いつが食べごろ?
どれくらい大きくなるの?

P1020535.jpg

もう、ほんとにしいたけだね!!

もっと大きくなるのかもしれないけど、あっという間に水がかわいてしわしわになるので、そろそろ収穫かな??

P1020536.jpg

じゃ~~~~ん。
チーズをのっけて、塩胡椒して、ホイル焼き。
美味しく頂きました~~~。

ジューシーで、ほんとに美味しかった!!
いい水で育てたからね。

なんか、すごいねえ。

しばらく休ませたら、また出来るそうなので、今度は秋くらいかな。

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ふと思い立って、深夜の六本木ヒルズまでママチャリを飛ばし(笑)

観て来ました。

『ブラック・スワン』

swan


すっごい怖い…と聞いてたので、帰り1人で帰れなくなるかと思ってましたが、そういう怖さではなかったですね(笑)

いやあ、しかし怖かった…

私、ああいう夢よく見ます。
あと五分で本番、でも台詞覚えてない!
とか
本番の幕があいてるのに、衣装を着てない!
とか
舞台の上で大失敗をする!
とか…

なので、観てて怖くて怖くて、胃がきゅーっとなりました

追い求めてる時はいいんですよね。
でも、それが実際に手に入りそうになると怖くなる。
普段私も、仕事くれ~、仕事がない~と言ってるけど、いざ仕事になると憂鬱になってしまう。
本当は、やりたいけどやれないんです、やったらすごいんですけど!
って思っていたいんでしょうね、エゴですね。

以下、ネタバレあるかもです。

「自分をさらけ出すんだ」
とヴァンサン・カッセル演じるところの振付家で演出家であるトマスはナタリー・ポートマン扮するニナに言うが、確かにそれができなければどんな役でも演じることはできないのである。
自分自身の限界を乗り越えた時にしか、作品は生まれない。
そーいう意味でいうと、ニナはかなり精神の弱い、クリエイターには向かない性格とも言える。

わかるよ、わかりすぎるよ~。
うまくいかなくて、すべてを忘れたくて遊びに行っちゃって、そして寝坊して…
ああ、もう痛すぎる…。

ニナがああいう精神状態になった原因は、母親の愛にあるのだけど、その母親の描き方が素晴らしかった。

ああ、この映画の高評価はここだなと。

自分たちもちょっと違うなと思いながら、でも相手の事を思いやるあまり(それも実は違うんだけど)健全な関係が作れない。
どちらも相手に依存している。
そのバランスが崩れると、取り返しがつかなくなってしまう。
母親が、ケーキを捨てようとするシーンとかすごかったね。


私は、ニナの楽屋で殺されているのは、実は母親なんじゃないかと思ってしまった(笑)

ストーリーは、どうでもいいし、「新しい『白鳥の湖』を創るんだ!」と言ってる割に、こてこてですけど?てな突っ込みどころとか、このお色気シーンはいるの?とか、最後はどうなのよ?とかアカデミーか?って映画でもあるのだけど、やはり秀逸は、この母親との描き方だと思う。
母親と娘でもあり、ダンサー同士でもありと、愛情と憎悪のからみあった濃い関係が、観てて気持ち悪くなった。

ストレスで、自傷行為をするニナに対する母親の行為が、「それが助長してるのよ!」と言いたくなることばかりで、怖かった。

最終的に、追い詰めてるのは「自分自身」という結果になるのだけど、その自分自身は母親の鏡でもあるんじゃないだろうかと思った。

「完璧に」「完璧に」
とニナが言うたびに、それがナタリー・ポートマン本人の言葉じゃないだろうかとぞっとした。
子供の頃から、あれだけの現場を踏んで、この作品においても、あれだけのダイエットやらバレエのレッスンやら、ハンパなもんじゃないよな。
(私には、本当にナタリー・ポートマンが踊ってるようにしか見えませんでした!その話をしたら、妹に全然身体が違うじゃん!と言われたけどw)

そんな彼女の心がにじみ出てる作品は、そりゃあ怖いよね。

ブラック・スワンに変身する時の顔がすごかったね!!
ああ、いい役者だな~~~~~と思いました。
あの顔だけで、はい、アカデミー賞女優ですねって感じだよね。
ああいう役の創りかたはよくするんだけど、真逆をずーっと誇張して演技しておいて、見せたいところで自分の本当の顔を見せるという。
ずーっと演技し続けていたナタリーの本物の顔があの瞬間!なんだと思う。
怖い女優!!

いやあ、本当に怖い映画だったなあ。

こんだけぐさぐさやっておいて、最後があんな肩透かしって…
どうなんでしょう。
あんなところで、終わって満足げな顔をする女じゃないでしょニナは(笑)

そして、あの程度の大きさの舞台で踊るのにあんな精神的なプレッシャーを感じてたの?てくらいの規模の公演でしたね。
なんか、最後の最後にきて話がちっちゃくまとまっちゃったなあという印象で、残念でした。

でも、映画ってほんといいもんですよね。

また、チャリこいで次の映画館へ行こうっと。

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よしもと ばなな の 「もしもし下北沢」を読んだら、「探偵物語」が観たくなった。

TSUTAYAで借りて来た。

「探偵物語」

薬師丸ひろ子と松田優作。

tantei.jpg

私は、当時、原田知世派だったので「時をかける少女」は観てたけど薬師丸ひろ子の映画は、「Wの悲劇」くらいしか見てなかった。
松田優作については、ブラックレインや、太陽にほえろくらい。
なんとなく、松田優作は好きじゃないなあと思っていたけど、その理由は実は松田優作好きが色々と語るせいかもしれない(笑)

で、「探偵物語」ですが。

いやあ、面白いんだこれが!!

NTTは電電公社だし、ラブホテルのベッドは回転するし、古いなあと思うけど、映画としてのクオリティは全然古くない!!
話は、どーでもいい単純な映画なんだけど、飽きないんだよなあ。

引きの絵が多いのも気に入った。
最近の流行なのかわからないけど、アップが多い映画は好きじゃない。
引きで見せてくれて、その中で好きなところを観るよ観客は!ってスタンスがかっこいいじゃないか。
顔で芝居する役者が多いのは、アップが好きな監督の影響かもしれないね。

薬師丸ひろ子も、透明感があっていいんだよなあ。
どうやってあんな繊細な感情を引き出したんだろう。

よくものまねで見てたシーンって、これだったんだあ!!って思ったけど、あれはインパクトあるよね。
素晴らしい。

最後に、なんだかちゃんと別れていくところも、リアルでいいじゃないですか。
あの松田優作が、キスをする時に、薬師丸ひろ子の腕をぎゅーっとにぎるところがいいよね~~~~。
すごく色々なことを考えさせられる。

松田優作って、いい役者なんだなあ。
(今さらでしょうが…)

繊細に、時間経過をきちんと追っていて、大事に作られた映画だなあと思った。
映画の誠実さを感じたよ。

今みても二人の演技が古くない。
他に出ているにぎやかしみたいな俳優さん達は、ちょっとやりすぎじゃあ!?って感じで、それはそれで面白かったし、面白がってつくってるのがよくわかる。

ご飯でも食べながら…ってだらだら観てたのに、いつの間にか、ちゃんとすわりなおして勉強させて頂きました。

いやあ、あなどれない!
面白かったなあ。

もっとこの時代の映画みたくなった。

ちゃんと日本映画のあった時代。
映画に良心があった時代っていうのかな。

丁寧な芝居と作品に出会えるとすがすがしい気持ちになります。
背筋がしゃんとするね。

いつまでもいいものは残していきたいものです。

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