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arika

Author:arika
妻鹿有利花 (めが ありか)

日々、派遣社員として働いたり、演出家にどなられたり、、レパートリーの稽古したり、オーディションに受かったり、二日酔いになったり、芝居がうまくいったり、ダイエットに失敗したり、動物の森にはまったり、ワークショップに通ったり、フラダンス踊ったり、している女優です。

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千秋楽

グループる・ばるの「枕草子が好き」を観て参りました

グループる・ばるとは、松金よね子さん、田岡美也子さん、そして岡本麗さんの3人がやっているグループ。
p080910.jpg

舞台も普段の三人のおしゃべりのように、楽しくそして、歯に衣着せぬいきおい(笑)。
清少納言なんて、1000年も前の女性の書いた「枕草子」を、今の私達と同じ感覚で、がはがは笑い飛ばしてくれました。

途中で、雅楽の演奏などもあり、雅楽ミニ情報なんてのも教えてもらいながら、楽しいあっという間の時間でした。

雅楽って、神道っていうイメージが強かったけど、本当はお寺さんで守られて伝えられてきたものなんですってじー
雅楽からきてる言葉もたくさんあって、「千秋楽」という言葉も、もともと法要がずーっとあって、最後に演奏した曲の名前が「千秋楽」という曲で、曲名から「千秋楽」というようになったそうです。
で、折りよく(?)本日は、「枕草子が好き」も千秋楽ということで、まさにその「千秋楽」という曲のプレゼントがありました~五線に音符(*゚▽゚)四分x3-赤緑青

ためになったね~。ためになったよ~><

朗読というか、芝居というか、今の私と、1000年前の私と、もう一人の私が語り合う、女性とは!?の話。
今でいうところのブログの女王か(笑)
なかなか面白うございました。

私が、中学か高校の頃に夢中で読んでた小説を思い出した。
氷室冴子さんの小説。
平安時代が舞台の、現代小説(笑)
そこにいるのは、今も昔もかわらない私と同じ女のこ。

なんて素敵にジャパネスク (コバルト文庫)なんて素敵にジャパネスク (コバルト文庫)
(1999/04)
氷室 冴子

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また読みたいって思って、今、検索したら、なんと氷室冴子さん、亡くなってました
ショック…
ご冥福をお祈りいたします。

清少納言が、藤原道長について、思いのたけを書かなかった事に関して、ある解釈があったけど、それはいらないなあと私は思った。
お客さんそれぞれが想像する余地があった方がよかったな。
なんか、理由になってない気もしたし…
そこで急に、つじつまあわせなくてもよかったのにって思いました。

でも、三人の清少納言(松金よね子さん、田岡美也子さん、岡本麗さん)も美しかったし(かわいかった)、雅楽の調べも美しかったし、楽しめました。

終わって、三人にお会いしたら、やっぱり舞台と同じように、清少納言と同じように、がはがは痛快に世の中をぶった切ってました(笑)
ああいう先輩がいると思うと、女やっててよかったとしみじみ思うのでした~

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テーマ : こんなの観ました! - ジャンル : 日記

コメント

こんにちわ!

>力強い、大きな音
そうなんですよ。音は大きいです。
でも、龍笛(横笛)の音も、吹く人が吹いたら大きいですよ(笑)

体系のせいではありません(爆)

>今後
ありがとうございます。
がんばります。

ちなみに、12月に、雅楽監修をされてた方の所属する団体のコンサート
がありますよ。
素晴しい演奏をされるので、必見です。

ではでは、失礼致します。

さらなるご活躍、祈念いたしております。

>Nakaさま

コメント、ありがとうございます。
あら、嫌だ、Nakaさんに読まれるんだったら、もっと賢いこと書いておけばよかったわ(笑)

雅楽についてのレクチャー、ありがとうございます。

自分とは、縁のない音楽かと思っていましたが、あんな風に身近に聞けると、また印象が変わりますね。
楽しいものだなあと思いました。
繊細な、か細い音楽というイメージだったのですが、あんなに力強い、大きな音だとは…!
Nakaさんの体型のせい?ではないですよね(笑)

又、機会があったら、雅楽に触れてみたいと思いました。
ありがとうございました。
今後のご活躍も楽しみにしております~。

はじめまして。

劇中、太った坊主として笑いを頂戴しました「Naka?」ともうします。

「枕草子が好き」の記事をお書きくださいまして、ありがとうございます。
自分たちの演奏の評価が気になりまして、ネットを徘徊していて辿り着きました。

>雅楽の調べも美しかった
ありがとうございます!
なによりうれしいそのお言葉。今後、そのお言葉を励みに、さらなる精進を積んでまいりたいと思います!

ちょっと補足をさせてください。
雅楽の伝承に関してです。
劇中に申し上げた事で、おおかた間違いは無いのですが・・・。
「寺院で”も”継承していた」なんです。

昔、「雅楽寮」というものが作られまして、宮中直轄の「雅楽伝承場所」となりました。その後、「楽所」という雅楽伝承場所ができ、その中に「四天王寺楽所」というものができます。

宮中・貴族社会の中に広く浸透した「雅楽」は、平安時代より盛んに行われてきた「私的な寺社建立」に際して必ずといってよいほど演奏されるようになります。なので、寺院との繋がりが太くなってきたのです。

また、中国・日本の仏画で、菩薩たちが雅楽を演奏している・・・という絵をご覧になった事があると思われます。
雅楽自体、シルクロードを仏教と共に伝わってきたという過去があります。ですので、それだけでも仏教とのつながりは太いのだということが判断できます。

つまり、日本国内に広く浸透した雅楽は、伝来の由縁すらも飛び越え「民族音楽」として大成していったといっても過言ではありません。ですので、神社・寺院・民間と幅広く伝承されてきた音楽になったのです。
広く継承されてきた音楽ではあるが、寺院がその一役を担っていたとお考え頂ければ幸いです。

ま、劇中は、「太った坊主」に繋げるためと「短い時間で説明」という難題がありましたので、そうなってしまいました・・・。ごめんなさい。

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