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Author:arika
妻鹿有利花 (めが ありか)

日々、派遣社員として働いたり、演出家にどなられたり、、レパートリーの稽古したり、オーディションに受かったり、二日酔いになったり、芝居がうまくいったり、ダイエットに失敗したり、動物の森にはまったり、ワークショップに通ったり、フラダンス踊ったり、している女優です。

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『人形の家』 作:ヘンリック・イプセン 演出:デヴィッド・ルヴォー

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最近、芝居を観る気がまったくなくなってる私なので、これ、いいか別に~て思ってたら、通りすがりの人が「人形の家、いいんだよ!!宮沢りえちゃんがいいの」
って言ってるのを聞いて、ふと見ようと思って、無理にお願いしてチケットとってもらいました。

そして、行ったら…

「行ってよかった~~~~~~!!!」

久々に、見ごたえのある舞台でした。

野田秀樹さん、ご夫妻が観にいらしてました。
初めて、奥様を拝見しました。
まあ、別にそれはいっか(笑)

それにしても、これシス・カンパニーの公演なのですね。
売れてる芝居なんだろうけど、受付の制作の人の態度はいかがなものか。。
私に直接何かされた訳ではないけど、みてて腹がたちました。
とあえて、言ってみる…

以下↓、私の感想です。
ネタバレ含むので、読みたい方だけどうそ~~。

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『人形の家』は、初見ではなく、前に他の劇団でやったものも観ていたので、予備知識はありました。
けっこう、好きな作品だし。

最初、はじまって、2幕の休憩が終わるときまでの印象は、

「なんか、みんな思いきり芝居するな~」
でした。
宮沢りえが、表情をつくって芝居するのが、すごくダメで、なんか大竹しのぶっぽいと思いました(笑)

でも、役の考えてる目的だとか、行動とか、すごく明確で、分かりやすい。
これは、演出家が、うまいんだけど。
的確に、意味を伝えてくる。
でも、それをちゃんと表現できる、勘の良い役者をそろえてあるとこも、勝因だな。
役者さんも、皆、すごく達者で、堤さんも、りえちゃんも、すごく役とあっていたと思う。

後半とのギャップを考えて、前半の芝居をつくってあるんだろうけど、最初が嘘っぽくて、なんか信じられなかった。
なので、ノラが、自殺を考えるほど、深刻に謝金の事を受け止めているというのが、よくわからなかったな。
ヘルメルに対して、嘘をつきつづける根本的理由がいまひとつわからなかった。
これは、もしかしたら、イプセンの時代と今の時代の違いかもしれないし、だとしたら、ルヴォーが現代劇としてこの作品を上演した事の弊害かもしれない。
いや、現代劇として上演してるから、確かに面白いのだけれど。
これだけの古典作品を、楽しく見せる手腕はすごいと思う

確かに、寝てる観客がいないってのは、すごいでしょ、古典劇で。
初日頃に観た友人は、「一幕ちょっと眠かった」って言ってたので、続ける事によって、役者が上達したのかもしれないけど。
最初、早いなあと思ったテンポも、だんだんと心地よく感じたし。

山崎一さん演じる、クロクスタ登場のあたりから、ちょっと面白くなった。
ただ、私の座ってる位置が、ちょうど、クロクスタの裏になるとこで、山崎さんの表情がみえなくて、残念。
その分、りえちゃんの表情で山崎さんの感情を見るんだけど、
ノラが「子供がいるんです。子供の事も考えて下さい」と言うと
クロクスタが「じゃあ、私の子供の事は考えてくれたんですか!」と言われた後の、りえちゃんの、愕然とした表情!
ここから、宮沢りえ=ノラ・ヘルメルに、どんどん惹かれていきました

ただ、どうしても、りえちゃんと、堤さんのキスシーンで、りえちゃんが、夫婦役だからキスするのも平気でーすって頑張ってるように思えて、だったら、千葉さんとのキスシーンも平気なように見えて、本当だったら、ノラがどきどきしてたりするのだろうけど、そのあたりが、役者の肉体を透けて見えてこなくて残念だった。
ああ、そういう解釈ねってのがあるのに、形で表現しちゃってて、もったいない。

そういう意味でいうと、堤さんの最後とかも、もったいない。
どうなのよ、どうなのよ、そこまで言われたら、どうなのさ!!
と、こっちは、興味津々で観てる訳だから、そこは、堤さんの人生を通した、生のヘルメルの感情が見たいのよね~~~~

山崎さんと、神野さんのシーンは、本物の感情があったように思う。
相変わらず、(四方向から観える舞台で、しかも回転もするセットなのに)なぜか、いつも裏しか見えない山崎さん(笑)
でも、その背中やら、相手役の神野さんの表情で、なんか言葉にならない事がすっごい伝わってきて、せつなかった。
クロクスタが手紙を返してくる理由も、わかったし。
ここって、こんな印象的なシーンだったんだなあって初めて思った。
ちょっと、肩より大きいコートとか、薄汚れた靴っていうのも哀しかった。
(計算された衣装なのかな?それに比べて、最後のりえちゃんのスカートから、下の下着(レオタード?)の線がバリバリ見えてるのは、なんとかして欲しかった…いいとこなのに…)

ラストの、りえちゃんの長台詞は、素晴らしかった。
とても意味がよくわかりました。
(言葉としての意味でなく、感情として)
急速に、相手に対して、気持ちがすーっと引いていく瞬間って、私も経験した事があるけど、それがよく伝わってきた。
台詞だけじゃなく、考えとして、よく伝わってきたなあ。
面白かった。

これをこの劇場に来てる男性はどう思って聞いてるのかな?と客席を見渡してみたら、けっこう男性客が多くて、お!と思った。
私は、演劇というものは、考える材料を与える場所(人間に考えるという事をさせる場所)という考えを持つ人間なので、こういう作品をどんどんやればいいのにって思う。
チェーホフは、(「芝居の中に人生の教訓をみつけるのはくだらない」っていうけど)

千葉さんのドクターも、効果的で、人間関係が、リアルで面白かった。
最後は、泣けた。

カーテンコールで、りえちゃんが、黒いTシャツと、白いパンツで出てきたのが、すごい感動的だった。

「あ、仮面をはずした!!」

って思った。
やっぱり、お芝居をしてる姿は、面白くないです。
仮面をはずして、疲れきって、本当に、ただの人になってたりえちゃんが、本当に素敵でした。
力をだしきったんだなあって…

ちょっと、藤原達也に似てた。

本当に、お芝居っていいなあって、そのカーテンコールのりえちゃんを見て思いました。
なんか、うまく言えないけど。

私も、頑張ろうと思った。

芝居に全身全霊をささげようと思いました。

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テーマ : こんなの観ました! - ジャンル : 日記

コメント

>むみさま
人間が、ただの人間として、舞台の上に存在する事。
そして、人間と交流できる事。
それが、芝居の原点なのかな…と思います。
ドキッとする瞬間を舞台の上でいっぱい作り出せるように、頑張っていきたいと思います。
コメントありがとうございました。

はじめまして。
私も数時間前にこのお芝居を見て、家に帰って劇評をいろいろ読んで回っていたところ、こちらにたどり着きました。
カーテンコールでの素顔のりえちゃんに感動した、という部分に100%共感し、思わずコメントさせていただきます。私も普段着で出てきたあのときが、一番印象的でした。素のりえちゃんに、堤さんがチュっとおでこにキスしたのもいちばんドキっとしましたし。。
やっぱり「生身の役者さん」であることが感じられる瞬間こそが、お芝居の魅力なんですね。
筆者さんもぜひお芝居がんばってください!

>まぃさん
え~~~。
そうだったんですか!?
また、mixiに舞い戻ったときは、ぜひ教えて下さい。

ブログ、読ませて頂きますね~。
稽古、頑張って!!

お久しぶりです。
お元気ですか??いきなりmixiを退会してしまいまして・・・(´-ω-`;)ゞ
ログアウトと退会を間違ってクリックしてしまったという馬鹿げたミスだったんですが・・・。
そのまま別ブログで芝居のことやら日常のことやら書き綴ってます^^
良かったら遊びに来て下さいね♪
http://ameblo.jp/mai03931123/

『人形の家』観劇されたんですねぇ~。
私も観たいです。
しかし・・・本番までは稽古稽古の日々で、遠征出来ない感じなので我慢我慢です(゚ω゚;A)

私も全身全霊芝居に捧げよう!!と思います(^-^)

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