安達正軌監督の「死にぞこないの青」を観てきた。

死にぞこないの…と変換するとどうして、私のパソコンは死に底ないのと出てくるのか…まあいいけど。
安達正軌監督のワークショップを前回受けたので、鑑賞券を頂きました。
ので、拝見させていただくことに。
なんか怖そう~

と思って行くのが嫌でした、正直言って(笑)
しかも、もうこの時期レイトショーしかやってないし

こえーんだよ~~~~
でも、本日で最終日らしいので、結婚式の打ち合わせの合間をぬって行ってまいりました。
そんな時にいくものでもないだろ(笑)
もっと早く観にいくべきだったのだけど、体調が…ね、監督すんません。
結構、思ったよりも観客が多くて驚きました(失礼)
なんの影響なのか、女性の一人客が多かった。
最近、私はとんと映画館にいかないんだよなあ。
集中して何かをみようと思う気力がわいてこない…
映画派と、舞台派がいるとしたら、私はやっぱり舞台派で、映画の方が安いけど、映画はビデオでいいやと思いがちです。
でもって、映画。。。

正直言って長かったです。
感情が、泣く(涙を流す)、怒るという単純なものしかない。
台詞はね、ちゃんと説明してるんだよ。
説明しすぎるくらい。
でも、表情や、シチュエーションの積み重ねがない。
なので、こっちの気持ちが出演者と同じくらい高まらない。
あくまでも、客観視にしかならない。
それぞれに問題抱えてる…だからどうした?
いじめられてる…だからどうした?
泣いてる…だからどうした?
と。
安達正軌監督のワークショップはとにかく、感情を出せだせだせ~~!!的なものだったので、監督が、撮影中にそれを要求してるだろうことは、見てて伝わってくる。
だけど、そこで役者自身が、その感情を出す事に一生懸命になっていて、逆にそれが記号になっているように感じた。
泣く…涙がでる。
怒る…唇をかみしめる。
そんな単純なもんじゃないでしょう。
すごく悲しくて笑っちゃう時もあって、それが観てる方には逆に悲しくて…みたいな。
まあ、これはあくまでも私の感想なので。
城田優くんは、美しいですね~。
だけど、それが逆になんか嘘っぽく感じてしまうのは、私の僻みですか?
こんな先生いるか~?(笑)
監督お得意のバイオレンスシーンは、これでもかこれでもかと続いて、それはもうお腹いっぱいです。
それに対して、最後は、「え?なんじゃそりゃ~~~~~!!」とちゃぶ台ひっくり返しそうになった。
おいおい、大人すぎんだろ、この子供!!
この間、別の映画観てても思ったんだけど、
「漫画か!?」とつっこみたくなる作品が多いんだよ、最近

いや、むしろ最近のマンガの方が、ちゃんとしてる。
なんか、どんどん低俗、単純化してないか、映画界。
監督も、脚本家も、出演者も、知り合いばっかりなので、なかなか正直な事書きにくいけど、でもやはり書いちゃいました~

知り合いがやってれば、やってるほど、いいものやって欲しいと願うのは同業者の欲です!!
中途半端なものをやるのは、許せん

そして、あえて言うことによって、自分のハードルもあげてやる。
思うような結果が出せないことは、自分が一番知ってる。
だけど、それをなあなあにしてはおけんのじゃ~~~~~!!!!
と、なんか久々に熱くなっちゃった。
「死にぞこないの青」観たよ~。面白かったよ~。
という意見をお持ちの方、あくまでもこれは私の感想ですが、ぜひあなたの感想も聞かせて下さい。
今度、安達正軌監督とも、この話する、絶対

芸術の秋だし~

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