アプローズ~映画「イブの総て」より~

観てきました。
出演:前田美波里・貴城けい・倉石功 ・宮本益光 ・佐野瑞樹 ・紫城るい ・越智則英 ・駒塚由衣
事務所の先輩である、駒塚さんの出演作品です。
場所は、グローブ座。
グローブ座に行くのは、本当に、久しぶり~

開演時間が、6時半と中途半端で、おにぎりをロビーで食べて、大慌てで客席へ。
日本の、このあわただしい開演時間、どうにかならないでしょうかねえ…
まあ、遠くから来てるからねえ、皆。
休憩入れて、三時間。
主婦層のお客様が多いと、こんな時間が妥当なとこなんでしょうか。
さて、作品は…
いやあ、なんか懐かしいミュージカルでした

あんまりミュージカル作品自体みたことないからなのかもしれないけど、最初、まったく作品になじめなく、居心地の悪さを感じてしまった

アメリカが大好きだった頃の日本。
(奥様は魔女とかの時代)
アメリカ人に憧れてた日本人の時代、そんな頃を思い出してしまいました(笑)
「外人かよ!」
って心の中で、つっこみを入れつつみる(笑)
しかも、グローブ座と作品があってないのか、なんか市民会館で見てるような雰囲気。
つまり、なーんか田舎くさいというか、貧乏くさいというか…
一万円近く払ってるのに、まったくゴージャスさを感じさせない舞台。
セットも、なんか一昔前だし…。
なんだかなあ…。
出演者のレベルは、私にはよくわからないけど、うまい人もいるようだし、質的には、低くなのだろうけど、絶対損してると思うなあ。。
(損、徳の話じゃないか?)
美波里さんだけが、もうゴージャスで、お美しくて~。
あの年で(失礼)、あのプロポーション。
すげーよなあ…

感動いたしました。。。
のっけから、え~~???って違和感があったものの、話はシンプルなので、見ていられない事もなく、イブの正体が知れてからは、けっこう面白かった。
私も、一応、女優のはしくれなので、共感できるところいっぱいあったしね。。。
ああ、もちろんマーゴの方に(笑)
「年取って、どんどん若い女優は出てくるし、私どうなっちゃうんだろう…」
なんてね。
もちろん、マーゴは大女優なんですけどね。
駒さんのミュージカル姿を拝めて、ちょっと私的には感動した。
もともと、四季の女優さんだったので。
(そーいえば!1972年に越路吹雪と雪村いづみで劇団四季が初演だそーです。見たかった!!)
マーゴとカレンの二人の最後のシーンは、良かったな

本当の、友達なだけあって、リアルでした。
あとは、佐野瑞樹君演じる、ゲイのヘアメイク君が好きでした。
あんな友達がいたら、いいわよね。
でも、美人で若いけど、性格の悪い女の本性が見抜ける男は、ゲイだけなのね

まあ、いいんですけど。
毎日、お客さんの反応が違うらしい。
今日は、客席が重かったと言っていたので、調子的にはどうだったのかな。
シンプルなだけに、難しい作品だと思う。
もっと、心理劇としても成立してたら、私は楽しめたかもなあ。
芽の出ない役者達が歌う「アプローズ」の歌が、テーマにもなっているにもかかわらず、軽かったのが残念。
いや~、しかし、出演してる女優さんが皆、細くてびっくりでした

美しいわねえ。。
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テーマ : こんなの観ました! - ジャンル : 日記
そうそう、映画が面白いのよ~。って聞いた聞いた!!
初演の越路吹雪と雪村いづみの共演ってのも、非常に興味があるけど!!
映画観てみます~。
ミュージカルでは…単純な話だわねって印象だったわ…
そろそろ、秋ねえ。
美味しいものも増えました。
ぜひぜひ、飲みましょう。語りましょう。