もうすぐ朝だ~。
いやあ、何で毎日こんなに大変かというと…
もうじき、東京ノーヴイ・レパートリーシアター第五シーズンを迎えるからだ。
そして、そのために、新作を準備し、旧作の稽古をし、なおかつ、制作の仕事までやってるからだ。
劇団員、ほぼ全員、目の下に隈をつくる毎日(笑)
事務所に集まると
「なんか忙しいんですけど…」とつぶやく。
狭い事務所が、なお狭く…
三台のパソコンがフル活動。
それでも順番待ちがいたりして(笑)
パソコンや携帯がないとどれだけ不便だっただろうと思うのだけど、なかったらもう少し寝れたかもしれないのよね

今日は、昼は「ハムレット」 夜は「ワーニャ伯父さん」の稽古があった。
今、生まれようとしている作品と、成長しつつある作品。
同じ演出家で同じ出演者とは思えない、違った雰囲気の稽古になった。
素晴らしかったなあ。。。
今日、アニシモフがこんな事言ってた。
「演出家というのは、大勢の盲人を連れた、一人の盲人にすぎないのです。
ただ、他の盲人より、ちょっとだけ勇気があるだけです。」
演出家にも、まだ何も見えていないのだという。
その中を手探りで、勇気をもって進んでいくのだ。
うまい事いうなあと思う。
私には、一本のヒモで繋がって、三味線を弾きながら旅を続ける瞽女さんの姿が見えた。
ああ、そっかあ。
私ら瞽女さんなんだな。
芸をしながら、暗闇の中を手探りで進んでいくのだ。
ただ、前を行く人の気配だけを信じて。
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テーマ : ひとりごとのようなもの - ジャンル : 日記
コメント
なるほどです
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