今、新作「ハムレット」の稽古が着々と進んでいる。
わが劇団の演出家は、ロシア人だ。
だけど、ロシアでもイギリスでもない、日本人のハムレットができようとしている。
レオニード・アニシモフは不思議な人だ。
何かを知っている人だ。
ロシア人の体の中に、日本人の魂がいるような気がする。
逆に、ロシア人だから、わかるのかもしれないけど。
なので、不思議なハムレットになります。

そんな私はというと、次期レパートリーオープニングの為の、HPつくりに奔走している。
デザイナーさんと、原稿を書く人と、写真を撮る人と、情報を提供する人と、経理と色んな人間の橋渡しが私の役割。
これが、また大変だ。
ここんとこ、連日、三時間睡眠。
オープンの日は決まってて、そこから逆算して、締切を決めてるのに、なんでかそれを理解しない人が多い。
約束を守る人と、守らない人の差は、なんだ?
ようするに、自分がされたらいやだと知ってる人はしないのだ。
原稿を渡してくれるのも、自分が渡してもらいたいように渡してくれる人は、自分が働いてる人だ。
仕事をしてる人は、他人に対する気遣いができる人だ。
仕事をする、働くというのは、お金を稼ぐ事だけにあらず。
すごい人はすごい。
そして、私はというと、役者でもあるわけだ。
でもって、事務仕事ばかりしてるわけでもなく、役者稼業のときは、感情をオープンにするわけだ。
そうすると、事務仕事のときも、感情が閉じなくなる事がある。
そーすると、表面で「大丈夫ですよ~」と言ってあげる事ができなくなる。
逆に、「いいですよ~。おっけ~ですよ~」と自分を殺してると、今度は、芝居ができなくなる。
なので、最近は、どうもゆるゆるな感じになっているらしく、事務仕事に関しても怒ったり泣いたりしている。
嫌だな、そんな事務屋。
ハムレット初日まで、後ほぼ一ヶ月。
ゆるゆる事務屋で乗り切っていくしかない。
今日も、夜中に、モダン焼食べにいっちゃうかもな~。
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テーマ : ひとりごとのようなもの - ジャンル : 日記
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