この間の日曜は、雨にもかかわらず、たくさんの方がご来場して下さいました。
東京ノーヴイ・レパートリーシアター
『~日本人のこころの晩御飯~ 「曾根崎心中」&「銀河鉄道の夜」』 公演
自分達で思っている以上に、高い評価を頂き、驚いています。
本当に、ありがとうございます。
私は、風邪ひいて最悪だったんだけど…。
「銀河鉄道の夜」の中で、青年が
「そうじゃありませんか?」というセリフがあるのですが、そのセリフがとてもいい。
と言っても、なんのこっちゃ?と思われるでしょうから、これは観てくださいというしかないのだけど…。
ジョバンニと、少女が自分の神様について議論するのです。
そして、自分の神様こそが本当の神様だと二人が言うのですが。。。
本当の神様…。
自分が本当に信じてるものは、他の人が信じているものと違うのかどうか。
いや、違わないんじゃないか。
違うって思ってるだけで、本当は同じものなのに、無駄にお互いを攻撃しあってるんじゃないか、そんな風に思うのです。
これは、別に神様の話だけでなくて。
テレビでも、ネットでも、色んなところで色んな議論が交わされてて、でも本当は同じところに行こうとしてんじゃないのだろうか?
「そうじゃありませんか?」と言ってやりたい。
そういえば、この間テレビを観ててすごく不愉快だった事。
朝青龍のちゃんこ屋ができて、そこで無料でちゃんこが振舞われたそうです。
大勢の人が集まって、皆並んでちゃんこをもらってました。
その人達にインタビュアーが、「朝青龍についてどう思いますか?」って聞きました。
そしたら、
「だいっきらい!」だって。
並んで、ただでちゃんこもらって、そのちゃんこを食べながら、悪口。
うわ~~~~。
すごく汚いものを観た!!!
と思った。
浅ましいという言葉が、頭の中をぐわーんと突き抜けた。
じゃあ、そんなに嫌いな人間の店のちゃんこを食うなよ。
しかも、ただで食うなよ。
浅ましい。。
浅ましいの意味は(品性が卑しい。さもしい。下劣だ。見苦しく情けない。嘆かわしい。)だそうです。
なんか、どうしちゃったのかねえ、日本人は。
駅に貼ってある、ポスターに、「江戸っ子のいきなしぐさ」というのが載ってて、肩引きというのがあるそうです。
向こうから人が来たときに、ぶつからないように、お互いちょっと相手側の肩を引くことだそうです。
そうだよね、普通そうするよねえ?
平気で、ぼーんってぶつかる人が多くないですか?
どうしちゃったかねえ。
忘れたくないねえ。
近松や、賢治の本の中には、昔の日本人の素敵な心があります。
たまの日曜日、心を洗いに来ませんか?
下北沢で、絶賛公演中です。。。。
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