庭劇団ペニノ。
唯一、自分の意思で、DMを送って下さいとお願いしている劇団。

今回も、DMが届き
「その頃って何やってんだ?忙しいかも?でも…
いいや、とっちゃえ~~!!!」
って勢いで、チケット取っちゃいました。
マンションの一室でやるというのも興味深かったし。
で、行ってまいりました。
以下ネタバレ含みます。 ご注意下さい。開演に関してのお願いというのがあって、会場がマンションの一室らしい。
なので、待ち合わせ場所に来て下さい。
そして静かに入って下さいだそうだ。
場所がわからずうろうろするも、もしや?という集団を見つける。
整理番号順に並び、係の人に案内されてマンションへ。
前に、「傾いた家」という芝居を見にいったんだけど、それも普通の一軒家でやって、駅で待ち合わせをして皆でぞろぞろ行ったのだけど、それを思い出した。
マンションについて、階段を登る。
ごくごく普通のマンション。
中も普通の部屋かと思っていたら、ちゃんと客席を組んであって、緞帳まである。
りっぱな劇場でびっくりした。
「傾いた家」の舞台だった一軒屋のときは、普通の和室の部屋に皆で正座してみたから(笑)
観客を数えると26人だった。
何の人ですか?って聞きたくなるような、色んな人がいた。
狭いけど、ちゃんとひな壇に客席を組んであって、快適。
幕があくと、目の前に、部屋のセットがどーんと組んであった。
びっくりする。
おまけに、その部屋の下には、ガリバーに出てくる、小人の国のような鍾乳洞のセットが組んであるのだ。
そして、その中で芝居が始まる。
これはねえ、なんと言ったらいいんだろう…
まったく説明不能。
意味不明。
でも、とてもとても面白かった。
何度も爆笑してしまった。
何で笑えるのか?
わからない(笑)
意味を考えようとするとつまらなくなっちゃって、ただひたすら目の前の事についていって、面白く過ごさせて頂いた。
いやあ、これがタニノクロウの才能か!!!
なにもかもセンスよかった。
具体的な事が何も説明できないのだけど…
でも、そんな風に楽しめる芝居があるって事が素晴らしい。
こんな芝居が私は好きだ。
意味のある事を考えてること自体、くだらないのかもしれない。
いや、タニノクロウは精神科医らしいから、色んな心理を研究してああいう本を書いているのかもしれない。
でも、私にとってはそれはどっちでもよくて…
ただ、面白かった!!
あんな空間にあれだけのセットを組んで、小道具やらなにやら(だって、アルマジロとか、鹿の剥製とか出てくるんだよ!)すごいお金もちなんだなあと思った。
そもそも、青山のど真ん中ですよ!
いやあ、いいもの見ちゃったな。
久々に、本当に好みにあうものを観た感じ。
これは再演らしいので、次回作、また期待していよう!
楽しみだぞ!
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