Author:arika
妻鹿有利花 (めが ありか)
日々、派遣社員として働いたり、演出家にどなられたり、、レパートリーの稽古したり、オーディションに受かったり、二日酔いになったり、芝居がうまくいったり、ダイエットに失敗したり、動物の森にはまったり、ワークショップに通ったり、フラダンス踊ったり、している女優です。
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![]() | レイラの終わらない戦争 - 報道されなかったイラク人女性たちの本音! (2003/05/23) 草薙 厚子 商品詳細を見る |
テーマ : こんなの読みました! - ジャンル : 日記
何ともはや・・・
相手を騙して取材協力をさせ、あとはポイ・・・という手口が、こないだニュースになった奈良県の供述調書漏洩本「僕はパパを殺すことに決めた」の手口と似ているような?
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2207/2003/shuchou0324.html
↓以下そのサイトからコピペ↓
凄い話だ。と、隣の席を見たら岡留さん(「噂の真相」編集長)だ。「『創』のイラク訪問記、読みましたよ。よかったですね。あんな感じだろうなと、情景が目に浮かびましたよ」と言っていた。「でも、『週刊文春』の草薙さんのイラク・レポート。あれはひどかったね。一緒に行った人でしょう?」と訊かれた。そうなんだ。一緒に行った人だ。それなのにあの書き方はないだろうと僕も思った。
『週刊文春』の3月20日号ですよ。草薙厚子(ジャーナリスト)の突撃取材。「開戦直前。日本メディアが報じないイラクとフセインの内実」だ。(この号には、赤報隊の特集も載っている)。木村団長を初めとする我々訪問団は36人。「マスコミの人は入れません。報道しようとか、写真をとりたいという人には行ってほしくない。向こうで、『戦争をやめさせよう』と意志表示し、行動する人だけを連れていきたい」と木村団長は言っていた。つまり、「反戦活動家」だけを36人連れて行ったのだ。右の人もいるし、左の人もいる。ロフトの人もいるし、反戦ストリッパーもいる。でも皆、「反戦」の為に闘う人ばかりだ。
ただ、例外があった。実は、マスコミの人も入っていた。マスコミの人は皆、行ってみたい。「連れてってくれ」と、木村団長は頼まれた。しかし、木村団長は全て断った。ただ、無理に頼み込まれ、どうにも断れなかった人がいた。それが草薙さんとTBSのクルー5人だ。
そしてイラクに行った。大歓迎だった。イラクの政府、NASYO(非同盟学生青年会議)関係者は、よくやってくれた。これは何回も書いたことだ。わがままで、勝手放題の日本人を相手に、実に親切にしてくれた。他のグループの人も合わせたら、100人位の日本人が行った。「人間の盾」になろうと思い、悲壮な覚悟を固めた人もいる。でも、大半は軽い気分で「反戦」をしに来たんだ。そして、集会やデモをサボって遊び回っている。どこに行ったって自由だ。皆一人で、あるいは数人で遊び歩いている。そのあげく、軍事施設を写真に撮って警察に捕まったりする人間も出る。こんなことを、北朝鮮でやったら、「スパイ罪」として何年も刑務所だ。でもイラクではすぐ釈放し、カメラも返してくれた。NASYOの人たちが、さんざん走り回り、頼んだおかげだ。
又、町に出て、買い食いしたり、道に落ちてるものを喰って腹痛を起こした人もいた。夜中に病院に運ばれた人もいた。そのたびに、NASYOの人をはじめイラクの人々は、実によくやってくれた。
大体、変なんだ。会議やデモに出て「反戦」を訴えるために来たはずなのに、それには一切出ないで、勝手にタクシーを雇って遊び回ってる「新左翼」や「平和運動家」がいっぱいいた。勝手に出かける分には向こうにも分からない。把握できない。イラクの人も、相談されれば、「心配ですから誰かガイドをつけましょう」と、やってくれる。集会やデモに出ないで、遊びに行く「反党分子」だよ。そんな奴らには、「ダメだ!集会に出ろ。何のために来たんだ」と怒鳴って当然だ。でも、イラク人は人がいいから、こんな「反党分子」のためにタクシーを手配し、自らもガイドになってやる。人がよすぎるよ。それに、ホテル代も食事代も全て向こう持ちだ。
僕がイラク人だったら怒るよ。「何だお前らは!俺達の邪魔をしに来たのか!」と。「これじゃ、結果的にアメリカ帝国主義に手を貸してることじゃないか。バカヤロー!」と言ってやるよな。
でも、向こうで遊んでた人は、日本に帰ってからは、「メシがまずかった」「水がのめなかった」「シャワーの出が悪かった」「独裁国家だ」と、文句ばかり言い、ほざいている。いやな奴らだ。ロフトでやった報告会(3月4日)の時、だからオラも言ってやったよ。
話が横道に外れたけど、草薙さんもそうだよ。「特別枠」として木村団長が苦労に苦労を重ねて、「メンバーの一員」として連れて行ってやった。ホテル代、食事代も向こう持ちだ。NASYOの事務局長さんも、本当によくやってくれた。勝手放題で、わがままな日本人相手に、(じっと耐えて)笑顔をたやさない。どんな無理なことを言われても、「オー、ノープロブレム」と言って、やってくれる。今思い出しても涙が出るほどだ。でも、その人に向かって「ハゲ」と草薙さんは毒づく。又、「文春」の中で、イラクを罵倒する。又、「我々5人で国境を越えた」なんて言う。でも、木村団長以下、36人で行ったのだ。又、「監視員の制止を振り切って学生や若者にインタビューを試みた」というが、向こうの人は、勝手に寄ってきて、自由勝手に喋る。アナーキーなんだよ。集会やデモだって、あまりに自由、アナーキーすぎて、「もう少し統制とってやれよ!」と思った位だ。「制止」なんかないよ。「文春」よりはオラの「創」(4月号)の方が真相を伝えてると思うよ。
この前の日に木村団長に会ったら、ちょうど「文春」を読んだとこで、「こりゃひどすぎる」と、その場で草薙さんに電話して抗議していた。まァ、何を言おうと自由だが、余りに愛情のなさすぎるレポートだ。あれを書くなら、自分でビザをとって、自費で行ってから書いたらいい。だったら説得力があったと思うのに。3月15日(土)に、赤坂たちがオラの帰国歓迎会をしてくれたが、沢口さんらも「あれはひどい」と言っていた。じゃ、「沢口VS草薙」の一騎討ちバトルをロフトでやろう、と言う人もいた。面白い。やったらよかでしょう。