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arika

Author:arika
妻鹿有利花 (めが ありか)

日々、派遣社員として働いたり、演出家にどなられたり、、レパートリーの稽古したり、オーディションに受かったり、二日酔いになったり、芝居がうまくいったり、ダイエットに失敗したり、動物の森にはまったり、ワークショップに通ったり、フラダンス踊ったり、している女優です。

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観た!!

「上海バンスキング」

一夜の夢

※ネタバレ含みますって、今さらだよね(笑)

舞台って、ただそこに物語を観るだけじゃないんだってことに改めて気付かされた。
自分の過去を、もう一度体験するんだ。
一夜の夢として。

私が最初に観た上海バンスキングは、映画だった。
松坂慶子の出てるバージョン。
とても好きだった。
その後、別の映画の上海バンスキングも見たけど、そっちはあんまり印象に残ってない。
戯曲がとにかく好きだった。
CDも持ってるよ。
大学の時に、実習でやったこともある。
私は、もちろんリリーをやりました(笑)
そして、16年前。
最後だっていうので、必死になって観に行った。
華々しくて、かっこいい舞台だった。
吉田日出子が、想像と違っててびっくりした。。。

そんなことが、ぶわーっと思い出された。

いっとう最初に、笹野さんが客席に出てきて、ウェルカム上海を吹いた。
ゆっくりと響くトランペットの音。
ぶわ~~~~っと涙が出た。

なんだろう。。。
笹野さんの思い。
なつかしさとか、喜びとか、晴れがましさとか。。。
それが音にのって飛んできて、劇場があっといまに上海バンスキングの世界につれていかれた。

みんな、年をとって、おなかもでて、はげて。
(かつらをかぶって若い役をやってますから~~~)
それが、また素敵で。。

開演1時間前にキャストを発表しますと言ってるくらい、ぎりぎりの状態の舞台らしいけど、そんなことはまったくおくびにも出さず、でも皆がお互いを必死に支えてるのが伝わってきて、泣けてしまう。
誰も、自分がどう見えるかとか、観客に気に入られたいとかそんなことを考えてる人が一人もいなくて、ただただ皆、相手の為に、この舞台の為に生きていた。
そして、それが本当に嬉しそうで。

その嬉しそうに、楽しそうに、やってるのを観るお客も皆嬉しそうで。

本当に、こんなに愛があっていいのかしら。。。
という素晴らしい舞台でした

いや~、改めて思うけど、上海バンスキングって、ほんとよくできた芝居だわ~~~。
まどかの夢か、四郎の夢かわからないけど、その夢の中に一緒にいるような、そんな不思議な気持ちになる。
今、上海バンスキングを観てる私は、16年前に上海バンスキングを観ている私の夢かもしれない。
いや、その逆かもしれなくて、芝居なんてやってない私が死ぬ前にみてる夢なのかもしれない。
何も確かなところなんてなくて、どこを切り取るか、それだけなんじゃないだろう人生って。

もうねえ、なんかひたすら泣けました。

吉田日出子が、サポートされるたびに、スタッフさんやら共演者に小声で「うん」とか「ありがとう」とか言ってるのがまた、かわいらしくて、まさにまどかそのものだった。
楽しくて、楽しくて嬉しくてたまらないってのが伝わってきて、こっちまで嬉しくなってしまった。
吉田日出子って歌うまいよね~ってよく聞くけど、私はうまいって言うのとはちょっと違うと思うんだけど、なんか心にすーっと入ってくるんだよね。
あ、それがうまいっていうのか。。
暗い日曜日を歌う吉田日出子は、圧巻です

今日観た上海バンスキングは、再演でもなんでもなかった。
今日、今、ここでおきてること。
今の、あの人達の生き様が舞台の上にどかーんと投げ出されていた。
この何十年かの生き様。
いやあ、半端な生き方しちゃあいかんね。

普段、真実の芝居だの、魂をいやすだの言ってますが。。。
こういうことなんだよ。
本当に、相手の為に演技をするって事、演じないって事、愛のある芝居って事、自分の全人生を使うって事、他にもなんだろう、もろもろ。。
今、私達が一生懸命習得しようとしている演劇の秘密。
そんなものが、ぽーんと無造作に投出されてて、その上で皆楽しそうに遊んでた。
ああ、私達もこんな劇団になりたい!!って本当に心の底から思ったよ。
そのためには、今を一生懸命頑張らなきゃいけないね。
16年後、笑って、トランペット持って「よお!」って集まれるように。

ぜーんぶ話知ってるのに。。。
なんか、はじめて観るように新鮮だった。
それは、舞台の上で、皆がはじめての事のように感じてたから。
同じ事を繰り返すのはもったいなくて、毎回、じっくり味わってる。
いつか終わるって知ってるから。。
そんな風に感じた。

終わることを知ってるから、より鮮やかなんだろう。
だからせつなくて、笑えば笑うほど悲しいのだろう。

鮮やかに、なんの不安も感じさせずに舞台が終わった。
演奏をしながら客席に下りていくキャスト達。
客席にいる知り合いを見つけて、「あら~~~」なんて言いながらよっていく吉田日出子。
そのまま世間話でもしそうな勢いの中、猛烈に走っていく観客達。
吉田日出子を追い抜いて(笑)

何???
と思ったら。。。
なんと、ロビーでコンサート。
201002262157001.jpg
ちくしょ~~、こんな時にカメラを持ってないんだよ、私は。

大好きな「リンゴの木の下で」と「ウェルカム上海」の二曲を歌ってくれました。
今では、すっかり有名人な売れっ子の役者さんたちが、名もないバンドマンの一人のように演奏してる姿もまたいいんだ、これが。
本物のミュージシャンの顔みたいで。

なんか、何を思っても涙が出るので、ただただ無心で聞いてた。
吉田さんも、串田さんも、「ありがとうございました」「ありがとうございました」って言ってたけど、こちらこそ本当に心の底から
「ありがとうございました」って言いたかった。

本当に、本当に、ありがとうございました。
愛って言葉、陳腐であんまり使いたくないけど、
「愛」だよな~って思いました。

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