北海道の町工場でロケットや人工衛星を作ってるらしい。
世界に3つしかない、無重力実験施設も持っているそーです。
私は、ロケットというものが大好きで、一度ロケットの打ち上げを見に行きたいとずーっと思っていた。
鹿児島にいかなきゃと思ってたけど、北海道に行ってもいいわけだ。
そしたら、ちょっとだけ手伝いをさせてもらえるかもしれない。
すみっこのゴミを片付けたり(笑)
ここんちの社長さんは、「将来的にいくらぐらいの収益を見込んでるんですか?」と聞かれると、困っちゃうそーです。
だって、宇宙開発でお金をもうけようと思ってないから(笑)
宇宙開発の一番の意義は「どうせ無理…」をなくす事だそーです。
これを読んでやられたなと思う。
うちの劇団も、まーったくお金がなくて、どうなることやらってそればかり考えてたけど。。。
よく考えたら、お金以外の利益がものすごくたくさんあった。
世界中の演劇人や文化人とつながったり、心が病んでる人が「助けられた」と涙を流してくれることもある。
確かに、毎年赤字決算だけど、なんとかやりくりできてるのだしね。
うちのホームページを見てもらえると驚くと思うけど、なんと
英語・ロシア語・韓国語のサイトまである。
こんな国際的劇団、世界中どこにもないと思う。
しかも、たった26席しかない劇場で、下北のちっちゃな事務所で、劇団員が手弁当で事務仕事してて、そんな国際劇団があるんだろうか(笑)
植松さんがおっしゃるには、
「努力とは我慢ではない」
「いやいやすることでもない」
「憧れた結果、してしまうもの」
だそーです。
目からうろこでしょ?
確かに、そうなんだよね、憧れて憧れて欲しくて欲しくてそれでも手に入らないからなんとかがんばろうと思う。
そのために一生懸命やってる事、それが努力って名前のものなんだとしたら、夢を持ってる人間はみんな努力をしてるんだと思う。
夢なんていうと、「けっ!」って言われちゃうのはなんでだろう?
植松さんはこうも言っています。
「夢は、大好きな事、やってみたいこと」
じゃあ、仕事は?
「社会や人のために役立つ事」
今、私たちが一生懸命やってる事は、最初は夢だったけど、がんばってたらいつの間にか仕事になってたってことかもしれません。
そしたら、ちょっとだけ疲れてしまって。。
こんどは、もっともっと大きな夢が必要になってきたんだと思います。
夢は果てしないなあ。。。
でも、大きいほうがいいよね。
楽をするな、評論家になるな、そんな人に出会って傷ついたら罰をあたえよう。
その罰は
「だったら、どうしたらいいか」と一生懸命に考える事だそーです。
ニッチビジネスって言われるけど、誰かが探したニッチ(隙間)は、もう他人のもので、自分が探すしかないんだよね、そーなんだ言われてみれば。。
しんどいところにビジネスチャンスはあるそうです。
だとしたら、今、いっぱいチャンスはあるんだなあと思う。
一生懸命やってると、必ず誰かが悪意のある言葉をかけてくる事がある。
本人は悪意のつもりじゃないところが怖いけど。。
そんなとき、一緒に気持ちがなえちゃうんだけど、そこでふんばってみることにしようと思う。
「他人を批評する人は、自分に自信がない人です。」
と植松さんは言っている。
ああ、そうかと思う。
だったら、意味がわかる。
なんのために、そんな事をわざわざ言わなきゃいけないの?って悲しくなるけど、言ってしまう人が悲しい人なのだな。
だったら、しょうがないかあ。
気にするのはやめた。
それで、考えればいいのだ。
「どうせ無理」→「だったらこうしたら」
これは、人に優しいね。
駄目ということは、生きてる限り絶対ないんだけど、それを忘れちゃうんだなあ。
なんか、この本を読んで元気がでました。
信じてきたものを、信じていいんだなって。
自分の生き方は、自分が決めてるんだってこと。
あ、でも、植松さんはこうも言っていた。
「儲からないようにしてるんです。
お金が集まるとダニがよってくるから」
だって。。。
やっぱり、お金は…縁がないかなあ(笑)
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テーマ : こんなの読みました! - ジャンル : 日記
古っ(笑)
この人の本、超面白いよ~~。
今度、読んでみて!!