「ツリー・オブ・ライフ」とどっちを観ようかな~と悩んでた映画。
観てきました。
「ツリー・オブ・ライフ」の感想予告やら評判やらでは、「ツリー・オブ・ライフ」よりも「未来を生きる君たちへ」の方が上みたいだったけど、私は「ツリー・オブ・ライフ」の方が好きだったな。
テーマが深い気がして…
原作の題はデンマーク語で「復讐」だそーだ。
英訳タイトルは、「IN A BETTER WORL」で、邦題は「未来を生きる君たちへ」なので、ずいぶん印象が違う。
わかりやすいとは思うが。
ネタバレ含みます。「人は人を許す事ができるのか」
そんな壮大な(?)テーマ。
浮気をした旦那は許すことができるのか。
父親がなぐられた時、相手を許すことができるのか。
友達を傷つけた自分自身を許すことができるのか。
ガンジーは、無抵抗主義を貫いた。
私は、できるのか。
チカラはチカラでねじ伏せるしかできないのか。
答えはなくて、「殴る奴は馬鹿だ、馬鹿を殴ったら自分が馬鹿だ」と子供に身をもって教えるアントンさえも、疲れて理性をなくしカッとして慈悲の心をなくしてしまう。
客観的にみれば、簡単な事なんだけどね。
感情を手放すということは難しい。
出演してる俳優がとてもいい。
子役も素晴らしい。
(子役と言えないくらいすごい俳優だ)
難民キャンプの人々は、あれ、俳優なのか地元の人なのかわからないけどすごくいい。
丁寧に、撮ってあるんだろうなと思う。
女性の監督らしい映像である。
だけど、残念ながらなーんか、物足りないと思ってしまう。
もっと、もっと奥深い根源を探って欲しかったな。
と思う。
そーいえば。。。
映画館に、お弁当箱を忘れちゃったんだけど、次の日に取りにいったらちゃんと全部きれいに洗ってあったんだよ!!
すごい!
感動しました。
サービスってこういう事ですね。
TOHOシネマズ様。
ありがとうございました。
↓日本中が元気になる事を祈ります。押してくれてありがとう。↓

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