~4日目~
本日は、一日場当たりと、夜はゲネプロ。
場当たりとゲネプロの違いはというと、ゲネは絶対に止めないという事。
場当たりは、何度か同じ場面を繰り返してやったりする。
身毒丸の場合、ワゴンの位置が大事だから、その確認。
私は、ひとつテクニカルな大事な役目があるので、その瞬間は芝居より緊張する

ワシントンに来てからは、ほとんど外食してない。
スーパーでお野菜買ったり、チャイニーズのデリ買ったり。

アメリカのスーパーは楽しいね。
本日も、あっという間に終了。
ロビーでビール飲んで、お休みなさ~い

~5日目~
いよいよ!!
初日でございます

昼過ぎにはホテルに入って、抜き稽古。
はんこの踊りは、もう一度、改めて稽古。
かなり広い劇場なので、舞台そでからの距離がかなりある。
計算して走り出ないと、きっかけまでに間に合わないのだ~~~~。
そして、そして、いよいよ本番。
大黒(黒幕)の後ろにスタンバイ。
そでで、出番ぎりぎりまで、台詞を言っている身毒丸。
緊張してるのは、みんな一緒。
そでから客席を覗くと、意外と席が空いてる。
満席になるのか?
そして、アラン・リックマンのナレーションがはいり、グランダー。
いよいよ、身毒丸の幕が開いた。
最後の飛行機の音が終わって、明かりが暗くなると同時に拍手!!!
ブラボーの叫び声。
無事に公演が終わった。
満席の場内からは、ブラボーと拍手

思わず、私もぐっときて、涙が。
はんこの踊りも、ジャン

って、終わった瞬間に笑い声と拍手が来たしね(笑)
スタンディングオーベーションですよ!すごい

蜷川さんも登場して、カーテンコール。
ありがとう、ありがとう

その後のパーティで、蜷川さんが
「不機嫌だと思われていたでしょうが、実は、不安で無口になっていたんです」と
藤原氏も「初日の幕があかなければいいと思っていた」
とスピーチしていたけど、ほんと、外国で評価されるという事がどれだけプレッシャーだっただろう。
そして、そこで大成功を収めるなんて、本当にすごい事だと思う。
こんな作品に関われて本当に幸せだ。
パーティーの時も、色んなアメリカ人の人が語りかけてきて、一様に興奮したと伝えてくれた。
わからないところももちろんあるけど、とても面白かったと。
アメリカ人は「ラインダンス」が大好きだから、はんこの踊りは、笑えるそうだ

ロンドンの時は、芸術として評価されていたようだが、アメリカでは大エンターテイメントとして喜ばれているような雰囲気が上演中から伝わってきた。
あたたかい、楽しんでる感じがとてもした。
ああ、よかった。
みんな、とても嬉しそうで、幸せそうだった。
蜷川さんは、明日日本へ帰るらしい。
さー、明日も頑張ろう

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テーマ : 写真日記 - ジャンル : 日記
こんにちは。
日本で女優をやってますよ。
スポーツ頑張って下さい。