芝居って、一人じゃできないんだなあとつくづく思う。
まあ、世の中に、一人でできる事って、そうそうないものだけど。
身毒丸は、本当に、役者とスタッフとみんなの力が一つになって出来上がった奇跡のような舞台だと思う。
初日挨拶で、加代さんが「スタッフに感謝」みたいな事を言ってらしたけど、これはほんと、役者全員の気持ちを代表した言葉だった。
客席からは、役者しか見えないけど、一人の役者を舞台に出すために、裏でいったい何人の人間が動いているか。
明るい舞台から、真っ暗なそでに駆け込むのがどれくらい怖いか。。。
でも、なぜ毎回怪我もなく、躊躇せずそでに全速力で走る事ができるかというと、そこに必ずいつもまっていてくれる人がいるからだ

衣装のはやがえで、なぜあせらずにできるかというと、間に合わなければ絶対に助けてくれるという安心感があるからだ。
何があっても大丈夫

そう思っているからだ。
暗闇から、じーっと見守ってくれてる目があるからだ。
気分良く舞台にたつために、皆がおしみなく力を貸してくれる。
全員が、身毒丸という舞台をつくるために、全力で愛を注いでる

ああ、すごいなあと思う。
すごいチームだと感動で涙がでそうになる

スタッフの力をもらって、それを舞台で私達がお客様に伝える。
身毒丸というバトンを、無事に運んで確実に渡すのが私達の役目。
私達が頂く拍手は、身毒丸に関わるすべての人のもの。
だから、明日も、頑張って、全身全霊を身毒丸にささげようと思う。
カーテンコールで拍手を頂くたびに、毎回身の引き締まる思いがする。
ここに立たせて頂いて、本当にありがとうございますと、誰かしらの大きな意思に感謝する。
一人でできる事なんて何にもない。
でも、一人ひとりが、集まると、大きな感動になるんだなあ。。。
しっかし、スタッフさんってめっちゃかっこよく見えるんだよ

そでにいる私達しかみれないけどね~。
役得、役得(笑)
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亡くなられた岸田理生さんの事を思い出しました。
身毒丸復活を一番喜んでくださってるだろうなあ。
>Kayさま
本当に、すべてのスタッフが身毒丸という作品を愛してます。
こんな作品もなかなかないです。
幸せな現場です。
明日も、はんこの踊り、がんばりまーす。