桜、咲きましたねえ。
昨日は、一回公演だったので、「ゴールドシアター」のお芝居を観に行きました。
ゴールドシアターは、55歳以上の人達を集めた劇団です。
身毒丸をやってる劇場のすぐお隣の稽古場が劇場になっています。
ついこの間まで、ここで身毒丸の稽古やってたのにねえ。
いつも劇場入りするときに、ゴールドシアターの人たちと駅で一緒になります。
みんな、すごく生き生きしてる。
「楽しそうですねえ」っていうと「いやいや、そうも言ってられませんよ。そろそろ皆顔が青くなってます」って言ってたけど、さて、いよいよ今日は初日。
どうでしょう。
稽古場につくられた客席は満員。
私達は当日券でなんとか入れてもらえました。
覇王別姫チームも今日は昼公演だったらしく、観に来てました。
身毒丸くんは、見るつもりでいたのに、お仕事になってしまったらしく残念がってましたが。
緊張からなのか、なかなか台詞のでてこない役者にしびれを切らして、「もう一度最初から!!」と蜷川さんの声が飛ぶ場面もありましたが(笑)、無事公演終了。
老体に鞭打って(失礼!)1時間のお芝居が上演されました。
出来は、正直言ってなかなか厳しいものがあったけど、演劇に対する情熱やら、いつまでもチャレンジしつづける心やら、色々複雑な思いがありました。
勉強になった、ほんとに。
お芝居って、何だろう。
役者ってなんだろうか。
何をもって役者というのだろう。
今、こうやって私は身毒丸という舞台に立っているが、これが終わってまたバイト生活に戻って。
そしたら、その時の私はいったい何者なのだろうか。
ゴールドシアターの人たちをアマチュアというなら、いったいプロとは何なのか。
私がゴールドシアターの人たちの年齢になった時、私は語るべき言葉を持っているか。
私は、今日を一生懸命頑張ろう。
舞台の上に、嘘をのせないために、自分にシビアにあろう。
観客を嘘に巻く演劇でなく、真実を伝える芝居をしていこう。
「ほんものだけが美しい」って、これは「かもめ」という戯曲にでてくる台詞。
いつまでも上を見ていける役者でいよう。
いつか咲く日がくるまで。。。
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テーマ : つぶやき - ジャンル : 日記
久しぶりの身毒丸堪能させていただきました。
久しぶりとはいえ5回目なので、少々落ち着いて
舞台全体を見ることができました。
実に細かいところまで気を使われているのが
よくわかりまたまた感心しました