本日は、東京ノーヴイ・レパートリーシアターの稽古は休み。
なので、よそのうちの稽古を見学させていただきに行ってまいりました~~~。
『わが魂は輝く水なり』

久々(?)に会う蜷川巨匠は、あいかわらず元気

「お前らが来ると、稽古場が狭くなる!」なんていいながらも嬉しそう(だったと思う…)。
ここに座れ、椅子だせ、と見学席の心配までしてもらった(笑)
稽古場に貼ってあったスケジュール眺めると、なんか身毒丸終わってからまだこんだけしか日にちがたっていないんだとびっくりした。
まだ、1ヶ月たってないのかあ。
すごく昔のような気がしちゃう。。。
初日まで、まだ間があるのに、もう通し稽古。
途中、まったく止まることなく、すべて本番同様、芝居が流れていく。
仮のセットもほぼ本番同様。
芝居にいたっては、もう見所満載でした。
明治座のおばちゃん(観客)とあきれられるくらい、泣いて笑って、堪能させて頂きました。
野村萬斎さんと尾上菊之助さんの親子が、ステキだった

野村萬斎さん、前に白石加代子さんとの舞台で見た時も思ったけど、どんどん凄くなる気がする。
最近の私の(自分の芝居における)テーマは、力をぬく事なんだけど、この方の場合、重心ががつーんと下の落ちてて、本当に安心するんだなあ。
津嘉山正種さんと同年輩の役っていうのが、違和感ないもんなあ

すばらしい。。。
津嘉山さんとは、「キッチン」ぶりで、「長い髪もステキですねえ」なんておしゃべりしてたら、「髪はまだ伸びるんだよ。芝居は伸びねえなあ」とおっしゃっていました。
キッチンの時も色んなお話をさせて頂いたけど、いつまでもどこまでも良い芝居を目指してる方で、いまどきの若者に爪の垢を煎じて飲ませてやりたい!と思うくらい、色んな事を考えてる方でした

だからこそ、毎回、新鮮な舞台が生れるんだと思う。
そうそう、長谷川くんと神保さんのふたりがまた面白い。
長谷川くんが、すっとぼけたキャラで最高!
この人は、こういう役が似合ってるんだよなあ。
前に血液型の話になった時に、「血液型で判断されたくありませんから!」なんて言って、教えてくれなかったけど、その時点でどういう人か判断できるから(笑)
しかし…力の入った演技というものは、本人は頑張ってるつもりなんだよねえ。
だけど、力で相手に伝えようとすればするほど、相手は閉じていくから、むなしくなっちゃうんだよねえ。
まさに、私はそうだからなあ(ため息…)
いつになったら、力を抜いて「そう思える人だけ思えばいい。そう見える人だけ見てくれたらいい」って思えるようになるのかしら…
1回、通し稽古して、本日の稽古は終了。
ひとのうちの稽古場って、勉強になります。
蜷川さんの演出がどういうものかも、外から見るとよくわかるしね。
さー、本番、楽しみ

これから初日まで、また色々変わっていくんだろうねえ。
立ち回りもすごいよ~。
どうぞ、皆さん、怪我をされませんように、お気をつけて…
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楽しみですね~~。
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私もチケットとってわくわくしてます。