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arika

Author:arika
妻鹿有利花 (めが ありか)

日々、派遣社員として働いたり、演出家にどなられたり、、レパートリーの稽古したり、オーディションに受かったり、二日酔いになったり、芝居がうまくいったり、ダイエットに失敗したり、動物の森にはまったり、ワークショップに通ったり、フラダンス踊ったり、している女優です。

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そういえば、すっかり忘れてたけど、掲示板もあります。
ぜひ、告知などに使って下さい。
みんなのありか

㈱出海企画
info@izumikikaku.sakura.ne.jp

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お待たせしました

って、待ってない?
しょぼ~ん…

でも、ま、いっか。
書いとこっと。

☆ 蜷川幸雄演出 「わが魂は輝く水なり」 ☆

清水邦夫さんの作品は、好きだ。
もしもその時代に学生だったら、私は間違いなく学生運動に首をつっこんでたんだろうと思うので、(そういううっとうしい所があるんだよ、私には…)作品がもってるにおいに惹きつけられるんだと思う。
でも、この作品には、私はあんまりそういうところは感じなかったなあ。

ただただ舞台が美しかった。
始まった瞬間に「NINAGAWAマクベス」を思い出した。
蜷川マクベス大ファンで、大阪まで追っかけしたし(笑)
最初の始まりかたとか、途中の音楽の入り方とか、最後とか、マクベスを彷彿とさせた。
ああもう一回、見たいなあ、「NINAGAWAマクベス」。。
北大路欣也さんが「シートーン」って呼ぶあの声のせつなさが、今も耳に残ってるくらい。
もしかしたら私の中の蜷川作品ベスト1かも???(観劇においてね。出演は身毒丸ですから!!)

おっと、話がどんどん「NINAGAWAマクベス」へ行ってる(笑)
もどして、戻して…

で、「わが魂は輝く水なり」。
うんっと。
稽古場で見たときから、なんか変わってないんだよなあ。

http://arikadesu.blog44.fc2.com/blog-entry-81.html

あの時点で、出来上がってるなあって思ったけど、舞台って生ものなんだから、変わるでしょ、色々と。
細かいところは変わったのかもしれないけど…
なんだろ、作品の質があがってない。
ちっちゃな世界でぐるぐるしてて、もっと上にいこうよって感じがしちゃった。
すごい役者さんたちがそろってるのに、現状で満足してるっていうか、現状キープしようとしてる?みたいな…。
もしかしたら、お疲れで逆にテンションさがっちゃったのかもしれませんが…

それが、なんか残念。
あれだけのセットができて、お客が入って、なんで稽古場と同じなんだろ。
ああ、もったいない…
皆、一生懸命やってるのはわかるのよ、だけどさ。。(ぶちぶち…)

なので、稽古場で見た方が印象深かった。
正直、ちょっと退屈してしまったし。
そうすると、あのチケット代がとてもとても高く思えました
しっかし…
チケット代って高いよなあ。。(って毎回書いてる気がする

どうも私は、最近好きな演技の種類が変わったらしく、力の入った芝居がダメらしい。
一生懸命やられればやられるほど、「なんかよくわかんないなあ」と思ってしまう。
本気で怒ってくれよ~ってこっちが怒りたくなる(笑)

やはり、萬斎さんと尾上菊之助さんはステキでしたねえ
席が通路側だったのだけど尾上菊之助さんが通るたびに、お香の香りが~~~。
もうそれだけで、なんか違うところに連れてってくれる。
お生まれが違うってすごい事よね。

萬斎さんは、拝見するたびに好きになる。
ああ、いいなあ、あの力の抜けた表現。
絶妙の間。
狂言で培った間なのだろうか。
笑いという事を知ってる人なんだろうなあ。
だから、泣けるのよ。
笑うから泣けるの、観てる人間が!!!

最後に、萬斎さんと尾上菊之助さんが、二人で笑うシーンがあるんだけど(化粧をした父親を見て)もうそのシーンが泣けて泣けて。
尾上菊之助さんが、本当にお父さんを見るように愛しそうに笑ってて、それを萬斎さんが照れてて。
戯曲にト書きがあるのかどうか知らないし、台詞もないし、でも今思い出しても泣けてくる。
本当にいいシーンだった。
そのシーンを観れただけで、この芝居に来てよかったなあって幸せな気持ちになれる
ああ、そこだけもう一回観たい。
そして泣きたい(笑)

そういえば、私の通路挟んだ席に、ある有名俳優さんがいらしてたけど、かなりご立腹だったご様子。
途中、ずっといらいらしてて、最後は拍手もしない。
えらく気になりなりました
あなたが主役だった芝居の時にはね、私一応拍手して差し上げたわよ。
そんな嫌な、これみよがしの態度とりませんでしたわよ。
これも、劇場のマナーでしょ。

とまあ、なんだか芝居の感想なんだかなんだかわからない日記になりましたが、萬斎さんは本当にステキでした。
あんなに若いなんて信じられないくらいの落ち着き。
私も早くああなりたいものです。
そのためには、今日も努力ですね、はい

写真は、本日の出演者大石継太王子と衣装さん、身毒丸仲間のしーちゃん。
台湾料理美味しかったね
P1000420.jpg


P1000422.jpg


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テーマ : こんなの観ました! - ジャンル : 日記

コメント

>由香さま
ありがとうございます。
思った事を気ままにつづってます。
またお立ち寄り下さい。

>ぜろさま
ありがとうございます。
辛口…ですかねえ(汗)
あくまでも、私の好みですので…
どうぞ、聞き流しておいて下さいね。
ぜろさまの千秋楽の感想も、ぜひぜひお聞かせ下さい~。

>まぃさま
十二夜私も観ました~~~。
面白かったですよね~~~。
ただ、残念なことに私がみたところからは、花道が見切れてました。
残念。
なので、もう一度良い席で見たいです。

うわぁぁぁぁ!!

観たい!!!!
が・・・・東京公演だけなのですねil||li_○/ ̄|_il||li

やっぱり『稽古』と『本番』は少しでも違いが欲しいですよね。。。
うちの劇団員も公演終了後に『稽古と同じ芝居しかできなかった・・・』と号泣してました(゚ω゚;A)
ある意味、稽古と同じ芝居を出来るだけでも凄いコトだと思ったりもするんですが、妻鹿さんが書かれてる様に『生もの』だからこそ何かしらの変化は欲しいですよね~。
稽古を観ていたら尚更・・・。

尾上菊之助さんのお芝居は、去年「NINAGAWA十二夜」を観劇したのが初めてだったんですが、魅力的な方ですよね~。
十二夜では獅子丸と琵琶姫(早替えアリ)の2役されていたんですが、歌舞伎観劇初挑戦だった私でも楽しんで観れました♪
公演を知ったのがギリギリで「観れないかも~(ρ_;)」と落ち込んでいたら
十二夜に出演されていた役者さんと偶然知り合って3階席ですがチケットを取って下さいました。おかげで存分に楽しめました♪



待ってました~

待ってましたよ~妻鹿さんの劇評!!

先日、稽古場での様子をレポして下さったのを読んで、実際の観劇後の
感想が早く聞きたかったです。
ちょっと辛口でしたが、きっと妻鹿さんが演じる側だからなのでしょうね。

力の入った芝居・・・・・
私は観ていて胸が苦しくなるような舞台が好きです(変ですかね??)
喜劇であっても、どこかグッとくるシーンがないとダメです。
だからかなぁ、身毒丸は最高です。

わが魂。千秋楽を観てきます。



こっそり

ホームページに注目ブログとして、
紹介されていたのでクリックしてみました。

と~ってもカワイイ、ステキなブログですね。


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