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プロフィール

arika

Author:arika
妻鹿有利花 (めが ありか)

日々、派遣社員として働いたり、演出家にどなられたり、、レパートリーの稽古したり、オーディションに受かったり、二日酔いになったり、芝居がうまくいったり、ダイエットに失敗したり、動物の森にはまったり、ワークショップに通ったり、フラダンス踊ったり、している女優です。

以前のブログはこちらをクリックして下さい。


そういえば、すっかり忘れてたけど、掲示板もあります。
ぜひ、告知などに使って下さい。
みんなのありか

㈱出海企画
info@izumikikaku.sakura.ne.jp

◆東京ノーヴイ・レパートリーシアター

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韓国の仁川で開かれる
「ビタミンアートフェスティバル」

「越後瞽女唄冬の旅」が招聘されました!!

やった~~~~!!!

という訳で…

「越後瞽女唄冬の旅」韓国の旅です。

健忘症ありかの、覚書、はじまりはじまり。(すでに忘れている事もあるかもしれないけど…w)

イースター航空。
なんと、荷物が15キロしか持っていけない。
今回、小道具を全部自分たちで運んだので、スーツケースの中は、ほぼ道具と衣装でいっぱい。
きっと怪しかったでしょう。
ミノやら、カサやら、三味線やら、私のスーツケースには人形まであるし、ある一人は杖ですって言い張る約束で木の枝を持っていきましたw

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しゅっぱーつ。
「越後瞽女唄冬の旅」は、女性ばかりの芝居。
キャスト名。それにスタッフメンズ3名。レディース1名。総勢11名です。

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なんて書いてあるのかなあ??

飛行機の座席の前のポッケに入っている雑誌の中に載っていましたw
なんじゃこりゃ。
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仁川空港は、アジア一の空港だそーです。
韓国のイーさんの劇団の方がお迎えに来てくださっていました。
そのまま、ホテルへ。

じゃーん、これが私達の泊まるホテル。
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いわゆるラブホですw
ローズモーテル。
韓国は、ビジネスホテルというものがないそーです。
中は、こんな↓

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まんまラブホテルですが、広いし、パソコンもあるし、快適~~~。
二人部屋なので、このベッドに仲良しミンミンと二人でねまーす。


さあ、これが公演を行う「スボン公演文化会館」劇場

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でかでかと、ポスターやら、垂れ幕がかかっていて、感動しました!!
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劇場は、坂の上にあって、見晴らしが良い。

もっと上に登ると、公園があって、そこで皆ジョギングしたり、遊具で運動したり。
三人組のおばちゃんが、めっちゃ運動してたw

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私達も、そこで久々にのんびり遊びました。
次の日、そこでやった腹筋のせいで私はおなかが痛くなるのだけど。

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私達の顔写真も載ったパンフレットとチケット。
ようやく、ここで公園をやるんだなって実感がわいてきたよ。

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私にとっては、はじめての韓国。
噂に聞く、いくらでも出てくる小皿w
「越後瞽女唄冬の旅」メンバーは、辛いものが苦手の人が多くて、辛さ控えめのチゲなべ。
私は、辛いのへいき~。
甘いのもへいき~。
もしかしたら、私ってバカ舌?ってちょっと不安になったけどw
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そんなこんなで、一日は暮れていきました。
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つづく。。。

↓演劇って世界を救えると思う。人間を元気にできる。世界を一つにできる。↓







ずいぶんたってしまったけど…
とりあえず、書いておこうかなあ。

「義経秘伝」

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ひょんな事からお誘いをうけて、初GACKT様。

赤坂ACTシアターに行くのに、めっちゃ迷ってしまった。。。
ありえない。。
しかも、道を聞いても、誰も赤坂サカスを知らない。
皆地元民じゃないのねえ

久々の赤坂ACTシアター。
これだけの、劇場で、チケット18000円ですよ。
いったいいくらよ…て、計算してしまうところが悲しい(笑)

前回の、『眠り狂四郎』を観たという方の感想を聞いたのですが、ん~~~~~~~~~~~…
今回は、どうだろうねえ。。。。

と、あまり期待もせず…。
Gackt様といえば、MALICE MIZER時代のビジュアルしか知らず、たまにお正月の特番で見るくらいと、動いてる姿がありまり想像もできておりませんでした。

私の隣に座っている三人組がどうも人気者らしく、何度も握手を求められていました。
本番中に、舞台上の役者にいじられている様子からすると、ミュージシャンの方のようで…
紹介されて名前を聞いても私はわかりませんでしたが。

曲、かっこよかったですね~~~~~。

で…

お芝居ですが。。

いやあ、ほんと申し訳ありませんって感じです

面白かった!!!

なんか、かっこつけたすかしたにーちゃんってイメージだったのですが@GACKT様
良かったです。

あ、もちろん噂に聞いてたように、思ってたよりちっちゃいとか、顔が大きいとか(舞台やるには最高だし)、なんかドンくさいとか、足が遅い…とか(笑)
でも、それが今回の役とめちゃめちゃあってて…

ところどころ、そりゃあやりすぎだろ!って突っ込みどころも満載でしたが、なんだか全体にほほえましくとても好感が持てました。

最近は、どんどん映像化が進んじゃってて、もう舞台セットなんていらないのねえ。
出てくるセットは、ほんと平台とか箱もの。
私としては、もうちょっとなんかなあとは思うけど、これだったらどんな小屋でもやれるんだもんね。
舞台も進化しているんだろうなと思うしかないか。。。
ちょっと寂しくもある。

出てる脇の俳優さんも、皆達者な人が多くて本当に楽しめました。

ほんと、めっけもん!!て感じでした。
(どんだけ期待してなかったのか…すみません…)

何よりもね、ガクトの人柄が
ああ、この人って本当に良い人なんだろうなあって思いました。
カンパニーがうまくいってる芝居って、観ててなんとなくわかるんだけど、それはやはり座長の人柄によるところが多く。。
この人の、一生懸命さとか、正直さとか、お人よしさとか(本当のところはわからないけど)が感じられて、ほんとうにこの人好きだなと思いました。
この人と仕事してみたいなあと。

ちょっと前に観ためっちゃ期待していた新感線の芝居と比べちゃいけないんだろうけど、(なんかテイストが似てるので比べてしまう)あれよりも、私的にはこっちの方が楽しめちゃいました。

早乙女くんも美しかったな~~~。

なんか、話も私のツボだったかもしれないです。
「生まれた日は、違っても死ぬ日は同じだ」とかね。(言い回しはちょっと違うかも??)

たまたま最近、自分自身も新しい仲間が増えて、この子たちをなんとかしてあげなければ!絶対に報われるようにしてあげなければ!とひたすら思っていた時期だったので、そのあたり今回のこの話とリンクしちゃったかもね。

べったべたなベタな話だけど、良かったです。

泣いちゃったし

思いがけないところで、面白いものにあうと、ほんとに嬉しいね~~~~。
ありがとうございました
19日は、私が生まれた日でした。
何年前かは、とりたてて言いませんけどw

私の生まれた日は雨だったそーで、誕生になるとその話を母親からは毎年聞かされます。

だからか何かは知りませんが…

台風でしたね

いやあ、もともと(?)雨女で、ここぞというイベントのときはたいてい雨です。
海外旅行で、「この時期は雨が降りません」という地で、雨を降らせたこともあります。
はじめての旅公演の日も台風で、高速道路でトラックが足止めをくいました。

まあ、そんな私の誕生日だったので、雨ではありますが…

秋葉原に電球を買いにいきました。

今、中延のアトリエを改装中で電気工事をしています。
なにせお金がないので、自分たちで色々とやっています。
大変だけど、まあ楽しい日々なわけです。
(中延のアトリエ「インストールの途中だビル」では、イベントを企画中。詳細が決まり次第、掲載しますよ)

さすがの雨の中、お客も少ない秋葉原で買い物をし、初AKBホール(正式名称はしりません)をながめ、帰路。

新宿へ移動し、前々から欲しかった、ナイフをお誕生日プレゼントに買って頂きました。
誕生日プレゼントにナイフ!って聞くとなんだかちょっと痛いヒトのようですが、そうではなく、アウトドアの為ですよ。
今年も、富士山いきますよ(と宣言しておこう!!)

本当は、新宿でうわさのジンギスカンに行きたかったんだけど、このままひどいことになると帰れなくなりそうで、しぶしぶ電車に乗り…

はあ、このまま本日のお誕生日は終わりかあと残念に思っておりましたら…

うちの近所になんとステキなトラットリアを発見。
ふらりとよってみたらば、とてもステキなお店でした。
こりゃあ、常連決定だな。

という訳で、とてもとてもステキな一日でした。

本当に、あちらこちらから、お久しぶりの方やら、なつかしいかたやら、いつもお世話にの方やらから、お祝いのメールを頂き、ほんとうにほんとうに嬉しかったです。
一日、24時間しかない貴重な中で、ほんの一瞬だけでも私の事を気にかけてくださる方がこの地球の上にいる喜び。
その方々の為、その方々を大事にしていらっしゃる方のため、私は何ができるのだろうか?
ただひたすら頑張るしかないなあと思うのです。

なんだか忙しいけど、沢山の方とお会いしたい気持ちでいっぱいです。
順次お誘いしますので、どうかお時間の合う方は、ありかと飲んでくださいませ。

そんなことを徒然思っておりました。

                   2012.6.19


↓演劇って世界を救えると思う。人間を元気にできる。↓


初!!
渋谷・コクーン歌舞伎を観て来ました。
今まで、何で興味なかったんだろうな????

夏のお祭りのようでとても良い雰囲気でした。
だんごや、そうめんをロビーで売っていて、それが場内で食べて飲めて、座布団の席があって…
こうやって、演劇を観たいよなっていうすべての条件がそろっていて、お金がかけてあって、上品で…
とても良い場所でした。

ネタバレ等含みますので、お気をつけ下さると幸いです。

「天日坊」は、俺は誰だあっ!!というひたすら自分のアイデンティティーを探し求める話で、これを歌舞伎役者の方々がやることがとても面白いと私は思ったのでした。
折りしも、市川さんちの襲名披露などがやたらとテレビやニュースでやっていました。

自分の生まれた時の名前があって、その後役者としての名前があって、それがまた変わって…
名前にはアイデンティティーはないのかしら?

私は、坂東八十助さんとお仕事をさせて頂いたことがあって、「やそさん、やそさん!」とずーっとよばせて頂いていたのだけど、彼がある日「三津五郎」さんになってしまった。
とてもおめでたいことなのだろうけど、私はなぜかあのやそさんがいなくなった気がして、なぜかずーっと名前をよぶことができませんでした。
たまに、「やそさんが…」て言うと、違うよ!と窘められたりして(笑)
彼は彼で、まったく何も変わったわけではないだろうに…
いまではすっかり、三津五郎さんになってしまって、今度は「みっちゃん」だったりするのだけど(笑)

ドストエフスキーの「白痴」のフェルディシチェンコの台詞に「フェルディシチェンコなんて名前で生きていけるんですかね」てのがあって、ムイシュキンは無邪気に「どうして生きていけないんですか」と言うのだけど、なんだか私は彼の気持ちがよく分かる気がするのです。
「いったい、妻鹿って名前でどうして生きていけるんですかね」って私はずーっと思っていました。
ほんとに、嫌で嫌でね…

まあ、未だに妻鹿なのでしょうがないっちゃあしょうがないのですが…

これが、山本とか田中って名前だったらどんなによかっただろうか、もっと性格も違っただろうにと私は思う訳です。

今は、「妻鹿」ってよばないでって自己主張もするわけですが(と言っても妻鹿なので妻鹿とよばれるのは仕方がないのでこれがまたジレンマで性格がゆがみますw)

という訳で、私のアイデンティティーに名前は深く関っている気がするのです。

法策は、孤児でそれこそまさに俺は誰だ!って疑問を持ち続けているわけですが、他人に名前をつけてもらいたがっている。
お墨付きをもらいたがっている。
血のつながりはないけど、孫だよ、兄弟だよ、はたまた弟子だよ。
そんなことは、彼のアイデンティティーを満足させてくれない。

出世の糸口と彼は言うのだけど、誰かにちゃんと名前をつけて欲しいと切望しているのだと思う。

何者でもない自分がいやで、自分は自分でありたい。

逆に、私は、何者かである自分が嫌で、何者でもない自分になりたがってるところがあるように思います。

結局は、彼は最後まで俺は誰だ!と言い続けて死ぬわけですが…
でも、みんな、そーなんでしょうね。

誰だ!?
俺だ!
俺が俺だ。お前は誰だ。
俺は、俺だ。

そんな自問自答を繰り返してるのでしょうかねえ。

そんなテーマを役者に、名前をただひたすら受け継いでいく、家をつないでいく彼らに演らせているのが、面白いなあと思いました。

ここんとこ、チェーホフにしろシェークスピアにしろ、歌舞伎にしろ勉強しないで観るなんて観客として怠慢だよな。
本当は、ちゃんと勉強した上で観ないとダメだよなと思ったのでしたが、はっと気が付くとこの作品はまったく勉強していませんでした。
それどころか、私は歌舞伎というものをまったく知らず、歌舞伎役者さんの名前と顔さえまったくわからない。
(巳之助さんが、あんな大人になっていたことに腰を抜かしそうになりました)

それでも、コクーン歌舞伎は私をあっという間に、物語の世界へ連れていってくれてほんとうにすごかった!!
面白い、面白いとつぶやきながらゲラゲラ笑っていたのでした。
トランペットと、衣装が本当にステキで、ああそういえば私は外連味というものがすごく好きなのでした。

まあ、勘九郎さんのかっこいいこと!!
七之助さんの美しいこと!!
(七之助さんは、何もしてない時が素晴らしい! 大げさな事をしない、ただ目を伏せるだけの返事とか…、すごすぎる!!)
本当に、生まれた時からたたきこまれた技術の確かさと、命をかけて舞台に立ってる気迫と、圧倒的なコンプレックス(と私は感じる。絶対にまだまだ勝てないということを知っている人達だからかな。)と、もうこれはね、チケット代なんておしくないよ、まだまだお金だしてもいいよ!と本気で思わされました。
ああ、これにお金を払うのだよ。
ここまでやってはじめて、お客様からお金を頂戴できるのだよと…。

いやあ、ほんとうにとてもとてもいいものを魅せて頂きました。

ぜひ、また観に行きたい!

今年は、歌舞伎をいっぱい観ようと思っているのです。

さあ、私も頑張ろう。

何者でもなく、何者かであるために。
誰かに何者かを決めてもらえるように(笑)

自戒の念をこめてここに記しておこう。


また一年を新に迎える今日の日に。。。


↓演劇って世界を救えると思う。人間を元気にできる。↓




「A Taste of Honey」が終わり

それに追いつくように

東京ノーヴイ・レパートリーシアターの8シーズンレパートリー公演が終わりました。

ご来場くださった方々、応援頂いた方々、ご迷惑おかけした方々
本当に皆様、感謝感謝です。

ありがとうございました

その間、インフルエンザにかかったりもしたけど、奇跡的に公演のない週だったりして、本当に助かりました。

2月からひた走り続け…
いや、「Idiot~ドストエフスキー白痴より~」公演からなので、実質10月からひたすら走ってきたわけです。

お疲れ様でした。
皆様。
私も。

そして、終わって…

一番したかったことをひたすらやってますw

「ホンを読む!!」

あ~~~~、こころおきなくホンが読みたかったみたいです私。

公演中もね、もちろんホンを読む時間はあった。
でも、妙な罪悪感がww
戯曲以外を読んじゃいけないなんてね。
別に、誰に言われる訳でもないけど。

という訳で、ひたすらむさぼるようにホンを読んでいます。

私、ホンを読むの早かったんだな~~。
あっという間に読み終わるから、どんどん図書館から借りてくる。
しかし、図書館って何で新刊を置くのかね??
売れなくて気の毒じゃないかしら?
新刊をあんなに何冊も買うぐらいだったら唐十郎戯曲集とか置いて欲しいよ。

もちろん、次の作品の稽古やら、「A Taste of Honey」の稽古やらは続いてるわけですが。

どうも喉が渇いていたようです。

アウトプットしすぎたので、しばらく色んなもの吸収しようかなと思います。
面白いものあったらぜひ、どんどん教えて下さい。

あと、今、ボルダリングのHPばっか見てます。
やれるかなあ。。。
やりたいなあ。。。

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